月別アーカイブ: 2013年6月

再配達電話選手権

通販をよく利用するので、頻繁に荷物が届く。どれくらい届くかというと、アマゾンの箱が次から次へと集まってしまうほどに、たくさんの荷物が届くのである。

とはいえ、平日はほとんど家にいないため、必然的に再配達の依頼をすることが多くなる。最近はネットで簡単に再配達依頼が出来るし、特にヤマトは不在通知をメールを飛ばしてくれるので、出先からでも再配達依頼ができて非常に便利である。

だがしかし、こう毎度のように再配達依頼をしていると、だんだん再配達依頼をするのにも飽きてしまったのだ。こんなに便利になったというのに、なんと贅沢な悩みであろう。

そこで、何か面白い方法はないかと思って考えたのが、以下の遊びである。

再配達電話選手権

説明しよう。再配達電話選手権とは、宅配便の再配達電話をいかに早く終えられるかを競う選手権である。(別に競わなくても良い)

ヤマト、佐川、ゆうパックなどの大手業者の場合、ポストに入れられている不在票に、電話による24時間自動受付のやり方が記載されている。

fuzai_1

不在票には、上の写真のように受付の手順が書かれているが、通常は電話での自動アナウンスを聞いて、その案内通りに番号をプッシュしていく人がほとんどであろう。しかし、実はアナウンスを全て聞かなくても、フライングで番号を入力することが可能である。

例えば、『お客様の電話番号を入力して下さい』というアナウンスがあったとすると、最初の『お』が聞こえた時点で番号をプッシュしても大丈夫である。ただし、あまり急ぎすぎて『お』と言う前に番号をプッシュすると、『もう一度やり直して下さい』というようなアナウンスが流れて、受付は失敗する。

もうお分かりだと思うが、アナウンスを聞かずに早く番号をプッシュすることによって、再配達電話の通話時間はどんどん短くできるのである。そのタイムを競うのが、再配達電話選手権である!

さて、タイムを縮めるためには何をすべきだろうか?

(1) 番号をプッシュできるタイミングを見極める

これは、何度か失敗して覚えるしかない。前述のように、あんまり早くプッシュしすぎると失敗する。私の感覚では、アナウンスの最初の一文字目が聞こえるか聞こえないかくらいで入力を開始するのが良いタイミングだと思っているが(配送業者によっても異なる)、この辺は各自で確認して欲しい。さながら、競技カルタのような正確な音の聞き分けと反射が要求されるのである。

(2) 番号を素早くプッシュできるようにする

必要な番号(荷物番号など)は全て手元に準備し、万全の状態で電話に望むべきである。テンキーを素早く押す練習も欠かせない。

(3) 次に何の番号をプッシュすれば良いのか事前に把握しておく

これについては、自分で手順書を用意するのが良い。例えば、私はこういうのを作ってみた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

一度はアナウンスを最後まで聞いてみて、それを次回以降のためにメモしておくのである。このメモがあれば、次回の電話からはアナウンスを聞かなくてもフライングで番号をプッシュできるようになる。

さあ、みなさんも再配達電話選手権にチャレンジしてみてはどうだろうか。ちなみに私は、佐川の再配達依頼で通話時間 56秒という世界記録(たぶん)を持っている。これが早いのかどうかはよく分からない。

※あまり早くやろうとしすぎると、うっかり日時指定を間違えたりする可能性もあります。各自の責任の下で行って下さい。一応、何かあっても私は一切の責任を負いません。


謎のおっさんコック人形の謎

「謎のおっさんコック人形」の謎に迫りたい。

謎のおっさんコック人形とは何か。それは、この人形のことである。

ossan_1

これは、ビジネスホテルチェーン「東横イン」の朝食コーナに置かれている人形である。全店にもれなくあるのかは分からないけれど、私がこれまで泊まった東横インには必ずこの人形が置かれていた。東横インをよく利用する方にはお馴染みの人形だと勝手に思っている。

さて、このおっさんの様子をよく見たうえで、次の写真を見て欲しい。

ossan_2

これは、近所の喫茶店の店頭に置かれている人形である。これを見て何かに気付かないだろうか。そう、東横インのおっさんとそっくりなのである。

並べて比較してみよう。

ossan_hikaku

比べるまでもなく明らかに別の人形なのだが、そのモデルとなったおっさんに以下の類似点が見られる。

  • おっさんの体型、髪型、丸めがね、カールしたヒゲが類似
  • 衣装が類似(ズボンが違うけど)
  • 前掛けの結び目の形も類似
  • よく見ると衣装のシワの寄り方まで類似(コック帽を見るとよく分かる)
  • 台座の形が類似

ここまでくると「偶然似てしまいました」というレベルではない。これは明らかに、モデルとなった人形が存在しており、その人形から派生して類似の人形が作られている、と想像できる。

その「モデルとなった人形」とは何なのか? 実のところ、現時点では不明である。冒頭で“「謎のおっさんコック人形」の謎に迫りたい” などと意気込んでみたものの、全く謎には迫っていない。なにせ本ブログは「日常想像研究所」というくらいなので、あとは想像で補うしかないのである。

……とは言うものの、実はすごく気になっている。もしこれをご覧になっている「謎のおっさんコック人形」の関係者の方がいましたら、ぜひこの謎について教えて頂きたいです(他人任せ)。

最後に、ウェブ上で見つけた「謎のおっさんコック人形」をまとめておく。これを見ると、大小様々なバリエーションがあるのが分かるけれど、やはりモデルは同じおっさんであることは間違いない。謎のおっさんの謎は深まるばかりである。


※以降の写真は、出典として記載したサイトに掲載の写真を研究目的で引用させて頂きました。ご都合が悪ければすぐに対応しますので、お知らせ下さい。

1
出典: http://deko0625.at.webry.info/200708/article_5.html

SONY DSC
出典: http://iris-kaitori.com/result/goods/detail3225.html

3
出典: http://lightpiggy.exblog.jp/11536021/

4
出典: http://toucher.blog82.fc2.com/blog-entry-1131.html

5
出典: http://www.toy-garage.jp/products/detail.php?product_id=2532

6
出典: http://portal.nifty.com/kiji/130222159669_3.htm

7
出典: http://blogs.yahoo.co.jp/japangibier/33999348.html

8
出典: http://tabelog.com/kanagawa/A1403/A140310/14010858/dtlrvwlst/4131730/12933823/

9
出典: http://blogs.yahoo.co.jp/japangibier/34027046.html


ぴたん機のある風景

最近ハマっているモノのひとつに、「ぴたん機」がある。ぴたん機とは(私が勝手にそう呼んでいるだけなのだが) 「壁にぴったりハマっている自販機」の略称である。

これまでに見つけたぴたん機の一部は、前回の同人誌「まちかどフリップフロップ」でもネタにしたのだけれど、ここで改めてその様子を観察してみたい。

ぴたん機がどんなものなのかは、写真を見ると一発で分かるであろう。これが、ぴたん機である。

PiTanKi_1

元は通路があったと思われる場所に、ぴったりとハマった自販機。自販機に向かって左側は壁で、右側は塀になっているので、見事にジャストフィットしているのが分かると思う。

PiTanKi_2

これも分かりやすいぴたん機である。三つ並べてぴったりという辺り、かなり実現難易度が高い、奇跡的にぴったりな物件である(三連ぴたん機)。

PiTanKi_4

ぴったりハマるのは壁と壁の間だけではない。このように、電柱と家の間にぴったりとハマったぴたん機もある。

PiTanKi_7

そして自販機だけではなく、時にはゴミ箱も一緒にぴったりハマるのだ。

自販機の横幅はもちろんフリーサイズであるわけもなく、数種類のサイズの中から選べるだけのようである。それなのに、このぴったり感。自販機のオーナーが設置場所の幅を測定をしてみると、偶然にして自販機の幅とぴったりだったのである。そのときのオーナの驚きと喜びっぷりは想像に難くない。このようなプチ奇跡を追体験できるのも、ぴたん機の魅力の一つなのである。

ところで、このぴたん機にもいくつかの種類があり、分類が存在する。

まずは一つ目、「人工ぴたん機」を見ていこう。人工ぴたん機には以下のようなモノがある。

PiTanKi_5

これはいかにもぴたん機であるが、よく見るとぴったりハマっている部分の壁が妙に新しい。おそらく、自販機をぴったりハメるのを想定した上で新しい壁を作ったものと思われる。

PiTanKi_6

このぴたん機は分かりやすい。向かって左側のブロック塀が半端な位置で切断されていることから、元々は一続きの塀だったものを、自販機をハメるためにわざわざ切り取ったというのが分かる。

PiTanKi_3

これは一見すると判別が難しいが、トタンの様子から推測するに、元は壁だったところに穴を空けて自販機を設置したものと思われる。

以上の例から分かるように、自販機の幅に合わせて壁を切り抜くなどして人工的に作られたぴたん機、それが人工ぴたん機なのである。

さて、そんな人工ぴたん機と対照的なのが、「天然ぴたん機」である。天然ぴたん機は、そのハマり方も天然なのだ。

PiTanKi_8

限られたスペースに、真にぴったりハマっている自販機、それが天然ぴたん機。その上手いハマりっぷりを見ると、よくやった! と思わずにはいられない。

PiTanKi_9

このぴたん機は印象的である。そこは明らかに松本さんちの門であり、門を犠牲にして自販機が設置されている。天然ぴたん機のお手本のような存在である。よく見ると、ゴミ箱は溝にハマっている。

PiTanKi_10

最後に紹介するのは、たばこ屋のぴたん機。向かって左が天然ぴたん機である(右のは普通の自販機)。そして中央のシャッター部分は、たばこ屋のおばちゃんが対面販売をする売場であろう。たばこの自販機にぴったりと挟まれた、たばこ屋のおばちゃん。そんな愉快な風景が想像できる、美しい配置であった。

ここで紹介しているようなぴたん機は、実はそんなに珍しい存在ではない。少し気にしながら散歩をしていれば、きっとすぐに見つかることであろう。私たちの日常生活のすぐそばに、ぴたん機はぴったりと寄り添いながら存在しているのである。