2015年12月15日

冬コミ出展情報

今年も冬コミに出展します!

ぜひ東京ビッグサイト 『西ら-39b』 までお越し下さい。

【日時】 2日目 12/30(水)
【場所】 西ら-39b NEKOPLA

【お品書き】


●「定礎シール」(3種セット) 200円

いろんな場所に貼って定礎しよう! 好評の定礎シール3種セット。

 


NEW! 「定礎シール 【ミニ】」 200円

定礎シールが使いやすい大きさになって新登場。
各シールは付箋サイズで、従来の定礎シールよりも気軽に定礎できます。日付も書けるよ。

 


NEW! 「定礎せんべい 2015冬」 各100円

夏コミでは開場後一時間で完売した大人気の定礎せんべい。
今回、在庫は潤沢に用意してます! ご贈答に最適な、謹賀新年バージョンもあり。

 


NEW! 「定礎せんべいプレミアム」 ??円

定礎せんべいにプレミアム版が登場。
プレミアムボックスには、書家・青柳衡山先生書き下ろしの書を刻印し、非常にプレミアムな仕上がりになってます。

 


●「よくわかるエアコン配管観察」 400円

おなじみ、エアコン配管観察の決定版。詳細はこちらから。

 


●「エアコン配管トレーディングカード」 1セット300円

在庫僅少につき、今回が手に入れられる最後のチャンス!
全40種類、世界初のエアコン配管トレカです。

 


よろしくお願いします。

2014年12月30日

2014年の出来事

こんにちは。

気付けば2014年に一度も日記を書いていなかったので、今年の最後に一年を振り返っておこうと思います。


■ 5月1日~26日・個展 『エアコン配管大百科』 開催特設ページ


↑会場の様子


今年は何といっても、これ。初の個展を開催しました。

しかも「エアコンの配管の写真展」ということで、正直見に来る人がいるのか怪しかったんですが、蓋を開けてみれば沢山の方に来て頂きました。
こういう分かりづらい趣味を分かり合える同志がいるというのは、うれしいことです。


個展の開催自体は昨年の10月頃に決定し、まずは展示用の写真を撮りためるところから準備開始。
3月頃には写真の選定、4月は展示レイアウトの決定とパネルの制作と、慌ただしく準備してました。

他にも、記念写真を撮る用に実物のエアコン配管を使った室外機パネルを制作したり、個展グッズとして、個展会場のお店・シカクと協力して「エアコン配管トレーディングカード(全40種)」を制作したり……。


↑記念撮影パネル


↑エアコン配管トレカ


↑エアコン配管トレカ販売の様子


特に「エアコン配管トレカ」は完成度が高くて、かなり気に入ってます。
今でもシカクの通販で買えますので、気になった方は是非。


ところで、この路上観察写真をトレカにするという手法(?)、いろんな種類の観察物に適用できると思うので、エアコン配管以外のトレカも誰か作らないかなあ、と密かに期待している今日この頃です。
同人トレカブームが来ないかな。


しかし、こうして書いてみると改めて分かるんですが、準備することが山ほどあって、特に4月はべらぼうに忙しかったですね。

その上、5月10日には個展開催記念のトークイベントもやりました。


■ 5月10日・トークイベント 『ゆるふわ路上観察日記』 開催


↑イベント会場の様子


当日は、いつもお世話になっているライターのやきそばかおるさんに来て頂き、一緒にトークを盛り上げて頂きました。

トークの内容はというと、前半はエアコン配管の話、後半はそれ以外の路上観察の話で、合計みっちり3時間。
私が今気になってることを山盛りで話させてもらいました。

いやー、楽しかった。
エアコン配管の話でここまで盛り上がる空間は、そうそうないと思います。ありがたかったです。


■ 5月11日・よみうりテレビ 『もってる!?モテるくん』 出演

今年も1本、テレビ出演しました(関西ローカル)。

去年出た番組は、どっちかというと「こんな変な人がいますよー!」という感じで弄り倒される雰囲気だったんですが、今回は逆。

「こういう観察眼を持った人がいるんです、すごいですよね!」という雰囲気で、かなりの歓迎ムード。

舞台袖でも、タレントの方が興味を持って話かけてくれたり。
芸人の方が持ってきた写真を私が判定する謎のコーナでも、かなり分かってる感じの写真を出していただき、唸りました。
いい番組でした。

収録は、大阪・京橋のよみうりテレビでした(4月4日)。


↑よみうりテレビのビル


今年はこの他にも、全国放送の番組の担当者と打ち合わせしていた案件もあったのですが、そっちは残念ながら企画がポシャったみたいで、日の目を見ることはありませんでした。


■ 8月25日 『デイリーポータルZ新人賞』 惜しかった作品に選出

この夏、私の大好きな「デイリーポータルZ」で、新人賞の募集がありました。

これは絶対応募せねばと思い、ネタ作りのために福岡まで行ってきました。それで書き上げたのが、この記事です。

 ・電波時計に最高の贅沢を

で、結果として「惜しかった作品」に選ばれたのでした。

もちろん大賞狙いだったので、最初はガクッという感じではあったのですが、掲載されたウェブマスター林さんのコメントがうれしくて、一人で小躍りしてました。


そしてさらにうれしいことに、10月25日に開催された受賞記念パーティに呼んで頂きました。

会場は目黒の雅叙園――と言っても、関西人の私にはピンと来なかったんですが、かなり良いところだそうです。豪華でした。


↑会場の様子


二次会まで参加して、ライターの方や受賞者の方々とお話させてもらって、うれしくて楽しくて、という感じの一夜でした。


■ 9月14日 『第二回文学フリマ大阪』 参加

恒例の文学フリマ。11月の東京開催の前に、二回目の大阪開催があったので、それに参加しました。

新刊は『日常想像研究所2』ということで、2年前に書いた本の続編になります。7月~8月の間に書き下ろしました。


 

↑書影


地味に人気があるこのシリーズ。すごく地味なコラムなんですが、今回もいい具合に仕上がったと思います。現在は、シカクの通販で購入可能です。


それと今回の文フリは、配置が神がかってました。


↑大阪文フリでの自スペース


「壁」であり、そのうえ独立した「島」なのです。自分でも何を言ってるのか分からなくなりますが、上の写真の通りで、本当に孤立しているのです。

これが会場でものすごく目立っていて、おかげ様で「エアコン配管トレカ」がいっぱい売れたのでした。


そして、これも恒例のエキサイトレビューの文フリレポートで、『日常想像研究所2』を紹介して頂きました。

 ・堺の怖い話、妖怪、郵便、そして同人誌発表作品は文学賞に応募できるのか。第2回大阪文学フリマレポ(エキレビ!)


■ 9月27日・トークイベント 『街の怪物件ナイト!』 出演

放送作家の吉村智樹さんに誘っていただき、ロフトプラスワンウエストで開催されたイベントに出演しました。

私はエアコン配管観察のいろはについて、30分ほどスライドトークしました。


ところでこのイベント、他の出演者の方がまたすごい。

路上観察のベテラン、吉村さんを筆頭として、街にあるうずまきを集める、うずまきアイドルの柴田綾さん、64歳の現役アイドルで、「遠心力を制御せよ」という素晴らしい持ち歌があるプリンセスやすこさん、珍スポット巡りのみわさんという、すごくカオスなメンバでした。


↑会場の様子


■ 11月24日 『第十九回文学フリマ』 参加

東京の文フリにも参加。

大阪が予想外の神配置で忙しかったのに対して、東京はいつもの文フリという感じでした。


↑自スペースの様子


■ 12月9日・東横インファン対談

説明しても何のことやらだと思うので、とりあえず記事を見てもらえばと思います。

 ・東横インあるある対談~東西の東横インファン工藤さん、斎藤さん御対面(エキサイトbit)

やきそばかおるさんにお誘い頂き、東横インファン対談なるものが開催されたのでした。

対談のお相手は、ライターの工藤考浩さん。『愛する人に東横インをプレゼントしよう』の著者、やっぱりぱんつさんの旦那さんで、東横インの模型をプレゼントされた方です。

私はというと、以前から「東横イン巡り」をやっていて、現在は全店舗の約20%にあたる52店舗を訪問している、自称東横インマニアです。

まさかこんな感じで東横趣味が生かされるとは! とても楽しい対談でした。


あ、もちろん対談のあとは、東横インに泊まりました。


↑東横イン


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そんなわけで、駆け足で振り返る2014年でした。

来年も、引き続きよろしくお願い致します。

ちなみに、もう一つのブログ「日常想像研究所」は、月一回程度更新してますので、そちらもよろしくお願いします。

ではまた。

2013年11月18日

文フリ御礼など

11/4の文学フリマにて、無事に新刊 『よくわかるエアコン配管観察』 を頒布することができました。たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。

ちなみに当日はこんな感じでした。



そしてなんと、またまたエキレビ! さんに取り上げて頂きました。

そんな 『よくわかるエアコン配管観察』 は、大阪のシカク、東京のCOMIC ZINに委託予定で、通販でもご購入いただけるよう準備中です。しばらくお待ち下さいませ。(既刊は購入可能です。詳細はこちらで)

そして、次のイベント参加は、12/31のコミックマーケット3日目になります。また大晦日。「鉄道・旅行・メカミリ」エリアです。さらなる新刊はありませんが、たぶんフリーペーパがあると思いますので、こちらもよろしくお願いします。

 コミックマーケット85(3日目)

 ・開催日  2013年12月31日(火)
 ・開催場所 東京ビッグサイト
 ・配置場所 東地区 Qブロック-25b 「NEKOPLA」

さらにさらに、まだ何らかの重要なお知らせがあるのですが、こちらはまた暖かくなった頃にお知らせします(すごくじらす)。ではでは。

2013年10月26日

お知らせ 「第十七回 文学フリマ」ほか

 また随分と日が開いてしまいました。この日記が更新されるということは、年に二回の文学フリマの告知です。そのほかにも、いくつかお知らせがあります。

※ここでは告知してなかったですが、日記以外のコラムは新しいブログ「日常想像研究所」で更新中ですので、そちらもどうぞご覧下さい。


■ 文フリのこと

 11/4に開催される「第十七回文学フリマ」に、サークルNEKOPLAとして参加します。

 第十七回 文学フリマ

 ・開催日  2013年11月4日(月・祝)
 ・開催場所 東京流通センター
 ・配置場所 オ-05 「NEKOPLA」

 今回は、満を持して「エアコン配管」の本を出します。題して『よくわかるエアコン配管観察』。



 おそらく世界で唯一と思われる、エアコンの配管を観察するための入門書です。実際に私が採集したエアコン配管写真を例に、エアコン配管の魅力や、観察するポイントなど、エアコン配管に関するありとあらゆることが網羅された本になっています。
 また、本文はモノクロですが、巻頭ではエアコン配管グラビアをカラーで収録という、エアコン配管好きにはたまらない仕様となっています。(詳細はこちらへ

 既刊は、『まちかどフリップフロップ』と『めぐりコンプリート』を持って行きます。
 『日常想像研究所』は在庫僅少につき、たぶん表には出していませんので、所望の方はその旨おっしゃって頂ければ奥から出てきます(なんだその売り方は)。

 そんなわけで、お近くの方はぜひスペースまでお越し下さいませ!


■ ウェブ掲載

 そんな「エアコン配管観察」ですが、新刊の発行に先駆けて、日刊サイゾーで記事にして頂きました。

 日刊サイゾー 『作業員のセンスに萌える、エアコン配管観察家

 (2013/9/20掲載)

 ここでは、『よくわかるエアコン配管観察』でも紹介している、配管分類の一部を紹介して頂いています。エアコン配管観察とはなんぞや!? と気になっている方は、ぜひご覧下さい。


■ テレビ出演

 そしてさらに、テレビに出ます(関西ローカル)。

 関西テレビ 「ギョクセキっ!

 ・放送日 2013年11月11日(月) 24:35~

 出演時の肩書きは「日常研究家」で、私の活動のうち、エアコン配管、アマゾンの箱、ポス像、岬ゆきのバス、東横インめぐりを駆け足で紹介する感じになるかと思います。VTR+スタジオ出演で、計15分くらい出ずっぱりだと思いますので(なんと)、近畿2府4県+徳島の方は気が向いたらご覧下さい。

 もう収録は終わっていて、どんな内容か分かってるだけに放送を見るのが怖いです。にやにやしながら何か変なこと言ってると思いますが、どうか寛容な心でご覧下さい。

2013年05月13日

いろいろとか文フリとか

■ 文フリのこと

 随分遅くなりましたが……4/14の「文学フリマin大阪」に参加してきました。今回も多くの方にお越しいただき、どうもありがとうございました。


 


 こんな感じで、今回はジャンル「小説」のサークルに混じって新刊『まちかどフリップフロップ』ほかを売ってました。

 初の大阪開催ということで、会場もいつもよりコンパクト。ゆっくりじっくり見て回れるという意味では、個人的にちょうど良いというか、何とも心地よい空間でした。

 あと大阪に住み始めて7年目だけど、初めて御堂筋線で「なかもず」まで行きました。


■ 関西コミティアのこと

 で、次は「関西コミティア」に初参加します。

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 関西コミティア42
 ・日時: 5/19(日)
 ・場所: 天満橋OMMビル
 ・配置: 「E-47」 NEKOPLA

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 特に新しい頒布物はありませんが、お品書きは、

 「まちかどフリップフロップ」
 「めぐりコンプリート」
 「日常想像研究所」(在庫僅少)

です。本の詳細はこちらで。

 ところで、イベント・コンプリートを目指してるわけではないのですが、とりあえず去年から順番に有名どころのイベントに参加して行ってます。

 これまで、東の「コミックマーケット」、西の「こみっくトレジャー」「関西コミティア」と来たので、残るは本家「コミティア」だろうかなぁ。でも文フリと日が被ることの多いコミティアなので、狙い目は夏のコミティアかなぁ。などと思索中……。


■ 「日常⊇非日常」ウェブ公開のこと

 それに関連して、なのですが、NEKOPLAが初めて制作した本「日常⊇非日常」をネット配布版として無料公開しました。

 ダウンロードはこちらから。

 公開の仕方はいろいろ考えたんですが、とりあえずどんなことやってるのか見て欲しかったので、一番見やすい形で公開することにしました。

 習作的な本なので、今見ると恥ずかしいところもあるのですが、内容は面白いのでみんな見てね!(手前味噌)


■ 「風呂」のこと

 これまた随分前、3月30日の話なんですが……

 私が制作したゲーム「風呂」の話題を、インタビュー形式で記事にして頂いてます。

  エキサイトビット
  『研究者に「おそろしく退屈なゲーム」と評された斎藤さんのPCゲームって?

 ライターは、やきそばかおるさんです。いつもありがとうございます。


 ――もっとブログを更新したい! というのが今年は目標です。一年も半分終わった頃に言っても、全く説得力ないけれど……。

2013年03月20日

文フリ新刊ほか

 またまたお久しぶりです。
 更新があるということは、イコールもうすぐ「文学フリマ」があります。そして今回の文学フリマは、なんと初の大阪開催なのです。わー。

 そんなわけで、告知です。

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 第十六回 文学フリマin大阪

 ・開催日  2013年4月14日(日)
 ・開催場所 堺市産業振興センター イベントホール
 ・配置場所 D-29 「NEKOPLA」
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 今回の新刊はいつもと少し毛色が違う、写真短編小説です。
 写真短編小説とは何かというと、写真と、それに関する短編小説で構成される本です。タイトルは『まちかどフリップフロップ』で、書影はこんな感じ。今回、ひさしぶりにイラストも描いてみました。


 

まちかどフリップフロップ (イベント価格 400円)

街角にひそむ、ちょっと不思議なものを見つける「路上観察」。
本書は、路上観察ガールの<先輩>が、路上観察写真を見ながら恍惚と持論を繰り広げる短編小説です。
小説と合わせて、路上観察写真もフルカラーで多数収録!


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 この本について順番に話をすると……それはいまから2年前、初めて文学フリマに参加したとき(そのときのレポート)に頒布した、『路傍画報』という路上観察写真集にまでさかのぼります。
 この本、おかげさまで小好評(ひかえめ)で、持って行った分は全て売れてしまったのですが、

 (1) なにぶん「自宅製本」ということもあり、作るのが面倒くさい
 (2) インクジェットプリンタで印刷したため、製造コストが……

という理由により、以降、日の目をみることはありませんでした。

 今回の新刊は、そんな不遇の『路傍画報』を現代に復活させよう! というところから始まった企画なのです。つまり、『まちかどフリップフロップ』は、『路傍画報』のリニューアル版という位置付けだったのです。……だったのです。

 が、結局、蓋を開けてみると全然違う本になりました。

 前述のように、この本の半分は短編小説です(約12000字)。
 ストーリは、とある大学の「日常想像研究会」というサークルで、部長である<先輩>の持って来た『路傍画報』という一冊の本を元に進んでいきます。
 そのため、小説の合間には『路傍画報』の写真(再掲)や、半分くらいは新しい写真を掲載しています。そんな本です。



 本文のイメージ(見開き)はこんな感じで、写真と小説が掲載されてます。ご覧の通りフルカラーで、サイズは小さめのB6(横)という妙な形です。
 どうぞ、お楽しみに。


 


 既刊は、『日常想像研究所』と『めぐりコンプリート』を持って行きます(本の詳細はこちら)。その他の本は、残念ながら在庫なしです。


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 ――と、今回はなんだか急いで本を作ってサイトを更新して……というのをやっているのですが(なにせまだ1ヶ月近く前なのに、すでに印刷所への入稿が済んでいる!)、なぜかというと、4月の前半はアメリカ出張のため全く何の作業も出来ないのです。しかも帰国が4月13日(文フリ前日)の夜という、かなり絶望的なスケジュールなのです……なのです……。

 はたして私は、文学フリマに無事に参加できるのか。飛行機が遅れない限りはきっと大丈夫だとは思いますが、ひとつ確実に言えるのは、時差ボケで眠さと戦っていると思われます。


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 その他、お知らせです。すでにご存じの方もいるかと思いますが、なんと私のアマゾン箱蒐集活動を取材して頂きました。

アマゾンの箱を全種類めざして集めている斎藤さんの、地味な苦労

 ライターは、以前に東京カルチャーカルチャーのイベントにも呼んでいただいた、やきそばかおるさんです。この変な趣味を、すごく魅力的で面白い記事にまとめて下さいました。ありがとうございます!

2013年01月06日

文フリとコミケのこと

 去る11月18日には「第十五回 文学フリマ」に、12月31日には「コミックマーケット83 (3日目)」に参加してきました。どちらもたくさんの方にお越し頂けてうれしかったです。ありがとうございました。
 もう年も明けてしまいましたが、簡単に両イベントのレポートでも。


 ●11月18日 「第十五回 文学フリマ」

 なんだかんだで、2年前に同人活動を開始してから、4回連続4回目の参加です。以前は日帰りで参加してたんですが、前回からはなるべく前泊するようにしてます。最近は夜行バスも避けてるし、3泊以上の旅行も計画しなくなったりして、だんだんとアクティブさに陰りが出てきてますね。当サイトを始めた頃は中学生だったんですが、もう気付けば私も三十路なんですよ、月日が経つのは早いのですよ。

 そんな前泊移動日の土曜は、まさに嵐のような天気。外に食事をとりに行くのもはばかられて、ホテルに着くなりベッドの上でゴロゴロして過ごしてました。それが当日の日曜日にはカラっと晴れて、うってかわって絶好の文フリ日和に。午前9時のサークル入場時間めがけて、会場である東京流通センターに向かったのでした。


 


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スペースレイアウトのこと

 最近では、スペースのレイアウトに気を配る余裕も出てきたため、毎回試行錯誤しながら改善を続けてます。


 


 今回のレイアウトの特徴は、お客さんの目線の高さのPOPです。新刊の『めぐりコンプリート』が一番目立つように、A3サイズのポスターを掲げてみました。もっと大きなPOPを使ってるサークルもありますが、荷物対効果(持っていかないといけない荷物の煩わしさと、売り上げへの貢献度の比。勝手に考えた指標)を考えた結果、このサイズに落ち着くことに。

 これでも効果はてきめんで、何の気なしに歩いてる人を何人か引き寄せることに成功しました。興味を持ってのぞき込まないと見えない平積みの本や、少し気にしてないと目に入らない小さなPOPに比べると、効果は大きいと言えるのではと思います(たぶん)。あと両面POPにしていたため、背中方向からも「なんだあれは!?」って声が聞こえてくることがあって、したり顔で一人にやにやしていました。売り上げに貢献したかどうかは分かりませんが。

 ただ一つ、売り子を手伝ってもらっていた知り合いからは不評で、それは「POPに遮られるため、思うように売り子ができない」ということ。ようするに、邪魔なのであった。複数人で売り子をする場合は、この長身POPも考えものだなぁ、と思った次第です。(この辺の反省を生かし、次のコミケに続く)


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新刊『めぐりコンプリート』のこと

 おかげさまで、新刊『めぐりコンプリート』の売れ行きも好調でした。また、エキサイトレビューの文フリレビュー記事、

 ・怨念ガールズから23歳ニートの喪主まで。第15回文学フリマで見つけた噂のすごい本!

にて、ライター・とみさわ昭仁さんオススメの本として紹介して頂いたりもしました。うれしい!

 そのほか印象に残ったのは、スペースに来て下さっためぐりコンプリータ(めぐりコンプリートをする人)の方数名から、自身のめぐりコンプリートについて話を聞かせて頂けたこと。趣味趣味(趣味が趣味)の私にとっては、人の趣味を聞くのはすごく楽しいことなのです。

 その中でも、全国の大学を巡っている方の話が面白かったです。つまり「大学めぐり」。特に何をするでもないけれど、大学を巡っておられるそうで、この「特に何をするでもない」っていうのが良いですね。めぐりコンプリータとしては、かように無心で巡り続けたいものです。

 また、4回目ともなると常連とおぼしき方もぼちぼちいらっしゃって、これもすごくうれしいです。一人の方は顔が分かったのでご挨拶させて頂きましたが、他にも毎回来てるよって方がいらっしゃれば、教えて頂けると大変よろこびます。古くからねこプラを見て頂いている某氏には、未入手だったアマゾン段ボールを持って来て頂き、こちらも非常にうれしいプレゼントでした。

 以上、文フリでした。


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 ●12月31日 「コミックマーケット83 (3日目)」

 これは先週のお話。世界最大の同人誌即売会、コミックマーケットに初参加してきました。

 振り返れば、次の冬コミに出よう! と漠然考えていたのが2011年の年末。それで参加申し込みが2012年の8月で、運良く抽選に受かったと分かったのが11月でした。私のサークル(私一人ですけど)は文フリ合わせで新刊を作っていて、冬コミ合わせの新刊はもともと出さない予定だったので、比較的お気楽な感じでの参加です。

 例によって前日(12/30)の夕方に東京に到着。今回も激しい雨が降っていたので、即ホテルにチェックインして、早めに寝ました。なんといっても、コミケのサークル入場は7時半から。しかも9時で宅配搬入の受取りが終了するので、それまでには絶対着いとかないといけないし、交通機関は混雑するだろうし、会場周辺もどうなってるのか未知数だし……。

 というのも、コミケに行くこと自体が実に13年ぶりなのでした。どんな感じか分からなかったので、結局会場に7時半に着く時間にホテルを出て、りんかい線でビックサイトに向かいました。が、最初に来た電車は満員で乗れず。しかも乗客の荷物が盛大にドアからはみ出したままの電車がホームに滑り混んできて、早速大都会トーキョー(というかコミケ)の恐ろしさに打ち震えたのでした(次の電車にはなんとか乗れた)。7時40分頃には、無事に自スペースに到着。


 


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スペースレイアウトのこと

 11月の文フリの反省と、コミケには初参加だということ、文フリとの客層の違い、その他もろもろを考慮して、今回はガラッとレイアウトを変えました。


 


 通路を歩いてる人の目に留まりやすいよう、本は全て立てて配置する。分かりやすいPOPをつける。タイムカンを配置する。個人的には、現時点では最適なレイアウトになったかなぁと思います。年末はずっとこのレイアウトのことを考えてて、什器類を探して走り回ったりもしてました。

 ちなみに、本を立ててる什器は、この「フリースタンドM (DB513)」という商品で、私のやりたいことにマッチしてる上に、荷物対効果の高さが素晴らしかったです。最初はこの台を自作しかけてたんですが、良いのが見つかって本当によかった。

 あと写真をよく見て頂くと、小さいアマゾン箱のようなものがあります。これは私がアマゾン箱を切り出して作った、ミニチュア・アマゾン箱。誰か何か反応してくれたら嬉しいなぁと思っていたんですが、なんと3人の方が気付いて声をかけてくれました。うれしい!


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本のこと

 今回は、在庫僅少だった『タイムカン読本』を売り切るのを目標にしてました(50冊)。結果としては、全部売り切りました。2011年11月に発行し、1年間ご愛顧いただきましたこの本ですが、無事に200余名の方の手に渡ったことになり、感無量です。残りは「シカク」に委託している分のみ(残り少ないです)になりますので、まだの方はお早めにどうぞ。

 その他では、やはりアマゾン箱の威力は絶大だなぁと思いました。大衆にうける内容(あくまで私のいる分野で)というのは、「みんながよく知っているコトやモノに対して、普通とは違った見方、考え方を提示する」ことだと思ってるのですが、アマゾン箱はこの「みんながよく知っている」に当てはまるので、引きがかなり強かったです。アマゾン箱を紹介した『日常⊇非日常』も、閉場30分前の15時半頃に無事完売しました。こちらは増版するかどうか結構悩んでいて(現時点で第三版)、次回はどうしようかなぁ。

 『日常想像研究所』に関しては、文字ばかりだし、内容が説明しづらいというのもあり、コミケでは売れないかなぁと思ってました。が、予想以上の売れ行きで、持って行った分は14時には完売してしまいました(あんまり持っていってなかった)。その反面、ほぼ新刊の『めぐりコンプリート』があまり売れなかったのが少し心残りではあります。それにしても、全体としては、文フリの約1.7倍の売り上げがありました。足を運んで下さった方、本当にありがとうございました。


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コミケのこと

 それにつけても、人の多さよ……。私が参加した3日目は、あとで発表されたところによると、来場者数21万人だったとのこと。人、多いです。


 


 サークル側から見た景色は上の写真のような感じですが、これがピーク時になると、通路に隙間無く人がいる状態になります。その人の流れは、動脈硬化した血流のようであり、しばしば通路が詰まって人が滞留してました。

 しかし! そんな時こそ今回のレイアウトが効いてくるというもの。お客さんの目線を追っていると、こちらをチラチラ見てもらえており、「立てるレイアウト」効果がそれなりに出ていたような気はします。ただ、ずっとお客さんの方を見ていると酔いました。それほど人の流れがすごかったです。

 あと、自分も他のサークルの本を買おうと思って一度は席を立ったのですが、人の多さに圧倒されて、結局何も買わずに帰ってきてしまいました。もうダメダメですね。自分の本がたくさんの人に見てもらえる、というメリットはあるものの、個人的には落ち着いた文フリの雰囲気が好きなのも事実としてあって、その辺は好みが分かれるところかもしれません。

 そんな調子で、圧倒されるがままに初コミケは終了しました。たぶん次のサークル参加は2年後くらいかなぁと勝手に思ってます(コミケ中心の方には申し訳ないですが)。それまではホーム(と勝手に思っている)の文学フリマでがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。

 ちなみに、次回の文学フリマは大阪開催です。楽しみ!


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 ●終わりに

 記事を書くスパンが非常に長いため、毎回文体が変わっている&毎回文章が長い当ブログですが、忘れた頃に更新しますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。17年目のねこプラです。

2012年11月04日

お知らせ 「第十五回 文学フリマ」

 気が付いたら、半年も更新間隔が空いていた本ブログですが、皆様如何お過ごしでしょうか。
 半年経ったということは、また「文学フリマ」の季節ということで、今回もまずは告知です。

 これで4回連続、4回目になりますが、またまたまた「文学フリマ」に参加します。

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 第十五回 文学フリマ

 ・開催日  2012年11月18日(日)
 ・開催場所 東京流通センター
 ・配置場所 オ-23 「NEKOPLA」
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 新刊は、「めぐりコンプリート」です。めぐりコンプリートとは何だ!? という方(たぶん全員)は、紹介ページがありますので、こちらをご参照下さい(→同人誌紹介ページ)。



新刊「めぐりコンプリート」・A5/40ページ/400円


 既刊は、「日常想像研究所」 「タイムカン読本」 「日常⊇非日常」を持って行きます。既刊の詳細もこちらのページをご参照下さい。「タイムカン読本」が在庫僅少ですので、文学フリマでの販売はおそらく今回が最後になります。まだの方はお早めに!

  


 さらに! 今年は「コミックマーケット」にも参加してしまいます。

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 コミックマーケット83

 ・参加日  2012年12月31日(月) (3日目)
 ・開催場所 東京ビッグサイト
 ・配置場所 東・パ-36b 「NEKOPLA」
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 品揃えは、文学フリマと同じです。おそらく文フリとは客層が違うはずなので、どんな感じになるのか結構楽しみです。大晦日ですが、こちらも是非お越し下さいませ。

ここ半年の出来事

 更新してなかったこの半年にも、なにやらいろいろありました。今さらですけど、ダイジェスト的に記録しておきます。


●国会図書館への納本(2012/10/26)

 国内で発行されたすべての出版物は、国会図書館に納本することが義務付けられてます。それは個人で出版した同人誌も例外ではなく、納本する意思があれば、ちゃんと受付けてもらえて、書庫で永久に保管してくれるのです。
 納本は郵送でもOKなんですが、せっかくなので国会図書館まで持って行ったのが、10月26日のこと。


 


 国会議事堂の隣にあります、泣く子も黙る国立国会図書館。無限に増え続ける書物に対して、どんな風に収納スペースを確保してるのかが気になるところです。
 さて納本者は、一般の入り口ではなく、関係者入り口で受付をして、ゲストとして入館します。納本自体は、受領書に住所氏名を書く程度で、5分もかからず終了。今回は「日常⊇非日常」「タイムカン読本」「日常想像研究所」の3冊を納本してきました。

 いま国会図書館のデータベースを検索してみると、ちゃんとその三冊が登録されてますね。自分の本が未来永劫保管されるのかと思うと、胸が熱くなります。


●カップヌードル保存缶(2012/9/17)

 かつて、10年間保存可能な「カップヌードルタイムカン」(もう詳しい説明はしませんが)を発売した日清が、保存食目的で3年間保存可能な「カップヌードル保存缶」というのを発表しました。大阪・横浜のカップヌードルミュージアムで限定発売されてたのですが、何はともあれ「とりあえず買っとかないと」と思って、買いに行ったのが、9月17日のこと。


 


 もう、年に一回開けて品質調査をしたりはしませんが、しかしいつ食べるのかが難しい。


●夏の帰省(2012/8/12)

 普通に実家へ帰るのは飽きたため、前回GWのときは、瀬戸大橋が架かる島を巡りながら帰省してみたりしました(→櫃石島と岩黒島)。それに続く今回、神戸から路線バスだけを使って徳島に渡ってみようと試みたのが、8月12日のこと。


 

 舞子から、明石海峡大橋を渡ってすぐに一般道へ降りる路線バスに乗ります。


 

 ムチウチ観音などを眺めつつ、淡路島島内の一般道を南下。


 

 津名港で一度バスを乗り換え、洲本バスターミナルへ。そこから数少ない徳島行きのバスに乗って、今回の帰省は終了。
 あれ? 意外とあっさり終わったような。通常(高速バス)なら1時間半ほどの行程を、3時間半ほどかけて走破したのでした。


●夏の旅行(2012/7/15~16)

 JR乗りつぶしが終わってからというもの、目に見えて旅行の回数が減ったんですが、それでも季節に一度はどこか遠くへ行ってます。そんなわけで、ふたたび飯田線に乗ったり、富士山麓に行ったり、本栖湖に行ったりしたのが、7月15~16日のこと。

 

 秘境駅の小和田駅に行ったり、


 

 青木ヶ原樹海でコンパスの具合を確かめたり、


 

 本栖湖で千円札と記念撮影したりしました。


●ゲーミフィケーション

 話は変わりますが、井上明人「ゲーミフィケーション」(NHK出版)という書籍にて、私の作ったゲーム「風呂」(→これです)が少しだけ紹介されています。

 夏休み、布団でごろごろしながら偶然その本を読んでたんですが、突然「風呂」が登場してビックリ仰天したのが、8月17日のこと。


 


 どんな風に紹介して下さってるかは、ぜひ本文をご覧下さい。「風呂の達人」が印刷物に載るのは、「週刊アスキー」のAmazon記事(→2011年5月の話)にこっそり登場したのに続き、何気に二度目だったりして、いろいろとビックリです。

2012年05月19日

櫃石島と岩黒島

 GWは、瀬戸内海に浮かぶ島、「櫃石島」と「岩黒島」に行ってきた。行って来たというのは文字通りで、特にやることもないけど、ただ行って来た。

 これらの島は瀬戸大橋の途中にあるため、車で簡単に行くことができる。ただし島の関係者以外は車両進入禁止なのだ。この島に降り立とうと思うと、路線バスに乗って島のバス停で降りるしかない。

 この変な条件が気になったというのが、今回ただ行って来た理由である。

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●櫃石島


 

 岡山側から瀬戸大橋を渡り始めると、ほどなく「一般車両進入禁止」の分岐が。これが櫃石島の入り口。ここから先は選ばれた者しか入れないのだと思うと緊張する。


 

 通行許可証がないと開かないゲートを2つ越えると、ようやく島に降り立つことができる。


 

 バス停。島には3つのバス停があり、今回は集落に一番近い「櫃石」バス停で降りた。児島へ買い物に行っていたと思われる島の住人の方も数人下車。


 

 瀬戸大橋の途中にある島なので、こんな風に橋の真下まで行ける。


 

 真下から見る橋は超かっこいい。


 

 巨大なケーソンもこんな間近に見ることができる。このいかにも重そうな、中身のぎっしり詰まった感じ。実際重いんだろうけど。


 

 島の集落と瀬戸大橋。


 

 少し歩いて、一般車両をシャットアウトする島のゲートに戻ってみた。


 

 ゲートにある装置。


 

 装置のインタフェースを拡大。誰が得するんだという写真だけど、「車種ボタン」があるのは面白い。「通行券」と「カード」が別にあるのは何だろう。


 

 ちなみにこのゲートの脇にバス停があるんだけど、立地的にこんな場所で乗降する人はいないと思われる。朽ち果てていた。


 

 しかもバス停に行くにはゲートを迂回せねばならず、その迂回路がこんな道だった。ボサボサ。


 

 その他にも、たけのこがニョキニョキ生えた竹林(ここへ行くにも、獣道をしばらく歩いた)や、


 

 かっこいいループ橋や、


 

 鉄人28号みたいなドラム缶を眺めながら島を一周した。滞在時間、2時間35分。島自体は、1時間もあれば一周できる大きさであった。


●岩黒島

 次の島、岩黒島には、櫃石島からは約5分。わざわざバスに乗らなくてもいいような距離だけど、通る場所が瀬戸大橋なので仕方がない。(この5分のために、数少ないバスを待って櫃石島に2時間35分もいたのである)


 

 岩黒島のバス停は瀬戸大橋の上にあり、こんな感じで高速道路の途中に放り出される。さよならバス。


 

 ここにもやっぱりこういうゲートがあって、一般車両はシャットアウト。ちなみにこのゲートは岡山→香川方向の車線にしかないので、香川方面から来るには一旦児島まで行って引き返す必要がありそう。バス停はちゃんと両車線にあるんだけれど。


 

 ゲートを通れる車両だけが、この超かっこいいループ橋を渡ることが許される。


 

 歩行者はエレベータ。


 

 エレベータのスイッチは、迷いようもないくらいシンプルだった。上と下。開と閉。


 

 そのエレベータの全景がこんなので、


 

 そしてループ橋。


 

 圧倒的存在感の


 

 ループ橋。広角18mmでもこのアングルが限界だった。


 

 そして、それに負けじと劣らず、島から見る瀬戸大橋の橋脚がかっこいい。


 

 このいかにも重そうな、中身のぎっしり詰まった感じ。実際重いんだろうけど。(二回目)


 

 瀬戸大橋もいいアングルで見られる。このアングルからマリンライナーを写した鉄道写真をよく見るけど、この島から撮ったものだったのか。


 

 島は小さいので、すぐに一周できてしまう。


 

 そして町のどこにいても、


 

 瀬戸大橋が絵になるのであった。


 

 次のバスで島を後にする。滞在時間、1時間50分。

 このまま香川側の坂出までバスで渡り、徳島の実家まで帰省した。

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 「島民以外は車両進入禁止のため、路線バスでしか行けない」という今回の2つの島。
 このように、「何らかの一般的でない制約に縛られる場所」を巡りたいんだけど、条件が曖昧なので見つけるのが難しい。誰かいい場所を知ってたら教えてください。

おわり。