2010年08月29日

8月の出来事

●タイムカン

 賞味期限が間近に迫った「タイムカン」。賞味期限が切れる前の8月に掘り出す予定と何度か発言していたのだが、もろもろの都合で延期になっている。ただいまの予定は、10月である。

 正直なところ、一緒にタイムカンを埋めたメンバ(私を含めて3人)が、現在てんでバラバラな場所に住んでいるうえ、仕事の都合もあってなかなか集合の予定が合わせられない。こんな現実的な問題に直面するとは、よもや高校生だった当時の我々には想像も付くまい。あぁ、歳を取るのはイヤだなぁ……。

 言い訳すると、埋めたのが2000年10月なので、10月というのは埋蔵してからちょうど10年目に当たる。10年間埋蔵すると決めたタイムカプセルを掘り出す時期としては、相応しいのではなかろうか。賞味期限なんて、タイムカンが土に埋められていた歳月を鑑みると、あってないようなものである。言い訳おわり。

 そんなわけで、あと少しだけど、お楽しみに。


●臨時改札

 時はさかのぼって、8月7日。関西で一・二を争う規模の花火大会である、淀川花火が開催されていた。私は花火大会に行くわけではなかったのだが、ちょうど花火最寄り駅の阪急・十三駅で、花火大会客のラッシュにぶつかった。ホームから人ごみに流されていくと、そこに現れたのは、大会開催時のみ開かれる臨時改札であった。


 


 


 多くの臨時改札は、改札スペースがあるだけで改札業務は人が行ってたりするものだが、ここの臨時改札には、通常改札と変わらない立派な自動改札機が用意されていた。持ち運びできるようなものでもないだろうから、普段は雨風をしのぐ何かを被せられて、この場所にぽつねんと佇んでいるものと思われる。

 臨時改札が開かれないとき、この改札機は一体どんな様子でここに立っているのだろう。


●鞍馬・貴船

 夏季休暇の最終日である8月16日には、京都の鞍馬・貴船に足を運んだ。叡山電車で鞍馬へ行き、そこから山道を歩いて貴船へ抜けるコースを取った。有名な観光地なので特に説明はしないし、今夏の猛烈な暑さのもとでの山歩きがどんな感じなのかも、想像に難くないと思われるので特に説明はしない。

 さて、鞍馬で一番心を奪われたのが、由岐神社にあった「天狗」である。ちょうど下の写真の左半分に、二体の赤い物体が見えるであろう。


 


 この赤さは、まさに天狗であり、さらに言うと「おみくじ」が出てきそうな赤さの天狗である。それもそのはず、これは「おみくじ」自販機なのだ。


 


 こいつが「天狗みくじ」を吐き出す赤い天狗で、


 


 そしてこいつが、「おみくじ」を吐き出す赤い天狗である。

 どちらも手作り感あふれる作りとなっており、唯一無二のおみくじ自販機であろう。しかも天狗(赤い)なので、たとえ悪いおみくじを引いても、すべて「天狗の仕業じゃ」で済ませられるのが素晴らしいではないか。

 このほかにも由岐神社周辺には、椅子迷路などのお楽しみスポットがあるので、鞍馬に行った際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。


 


●引越し

 就職してから3年半の間、会社の寮(せまい)に住んでいた。しかしどんどん物が増えてきて、ついに生活に支障が出てきたため、いよいよ広い部屋に引っ越すことにした。8月に入ってからは、週末の大半を荷物の整理に費やしている。

 お盆の頃は、最小限の荷物だけを持って暫定的に新居の方に引っ越していた。家具の類が全くなかったため、その際にはAmazonのダンボールに大変協力いただいた。


 


 机なんていらないのだ。私にはAmazonのダンボールがある。

 でもこんな状態は長くは続かず、やがて注文していた机が届くと、Amazonダンボールはお払い箱になった。箱だけに。

2010年08月13日

中之島線ラッシュアワー

 2008年10月に開通した京阪電鉄・中之島線。大阪のビジネス街、中之島を横断する全長約3kmの路線は、開業当初の期待を大いに裏切り、開業から今に至るまで、ずっと利用客の伸び悩んでいる路線です。大阪の中心部・梅田からは約1km、そのうえビジネス街を横断しているとなると、確かに立地は抜群かのように見えます。ただ如何せん、他線への接続があまりにも悪く、使いたくても使えないというのが正直なところではないでしょうか。

 
 (中之島線の路線図)

 そんな中之島線ですが、私はこの路線が大好きで(主に閑散としてる辺りが)、通勤経路でもないのに毎日わざわざ遠回りして利用しています。これまでにも、新築の駅が雨漏りしている残念な様子などを伝えてきました。

大江橋駅(2010/1/19)
続・大江橋駅(2010/2/2)

 最近では、通勤前に中之島を散歩してから会社に行くことも多くなり、その際に中之島線内の各駅を日替わりで利用するようになりました。これまでは「大江橋駅」を利用するだけなので気付きませんでしたが、各駅に行ってみると、どうしたことか、どの駅も大江橋駅と同様の雰囲気があるではないですか。大江橋駅で感じていた特異な雰囲気は、中之島線全駅に共通するものだったのです。
 そんなわけで今回は、その特異な雰囲気を伝えるべく、中之島線の朝のラッシュ時の様子についてレポートしたいと思います。


●とその前に、淀屋橋駅

 中之島線の駅に行く前に、参考までに、まずは中之島線からほど近い御堂筋線「淀屋橋駅」の平日朝の様子です。中之島線・大江橋駅は、この淀屋橋駅から200mほどしか離れていません。

 

 

 淀屋橋駅と、淀屋橋の周辺です。大阪市役所もあり、いかにもビジネス街ちっくな雰囲気があります。

 

 

 そして平日朝8時前のホームの様子です。まだピーク時間帯ではないため、さほど混んではいませんが、まぁ納得の混雑度といったところです。


●中之島駅

 

 中之島線の最初は、終着駅の「中之島駅」からです。乗り換え駅は環状線の福島(もしくはJR東西線の新福島)らしいのですが、果たして乗り換え駅として利用している人はいるのでしょうか。地上連絡で、距離も600mくらいあります。

 

 周辺に人の気配がなく不安になりますが、さっそく駅に入ってみましょう。

 

 端っこの出口から入ったので、改札に辿り着くまで、こんな長い通路が続きます。平日の朝8時前ですが、特に混んでいる様子はありません。むしろ"誰もいない"という表現の方がしっくりくる閑散度で、なぜだか安心感があります。これぞ中之島線クオリティなのです。

 

 しばらく歩くと、中之島駅の改札に到着します。切符売り場にも誰もいません。

 

 改札前の様子と、

 

 

 改札内の様子。ここも見事に、人っ子ひとりいませんね。

 

 ホームも電車もガラガラです。このように、とても朝のラッシュ時間帯とは思えない穏やかさが中之島線にはあるのです。

 と、これだけ見ると本当に誰もいないように見えますので、いちおう中之島駅の名誉のためにフォローしておきますと、電車が到着した瞬間だけはそれなりの賑わいを見せていました。実は降車客は結構いるんですが、乗車客がいないため、電車が到着すると一気に混んで、その人たちが捌けるとすぐに閑散として……というのを繰り返している感じでした。

 ここで勝手に、「中之島線・朝の賑わい度」を☆で示します。あくまで中之島線内の駅間での相対評価です。

 ・中之島駅の朝の賑わい度:☆☆☆

 いきなり出ました、星みっつです! さすが終着駅とだけあって、人は多い方ですね(とてもそんな風には見えないかもしれませんが、あくまで相対評価なので……)。

 

 ところで中之島駅といえば、このホーム終端のオブジェクト。将来的にはこの中之島駅からさらに路線を延ばし、阪神線と接続する計画もあるようで、その意気込みが感じられるオブジェクトです。中之島線の賑わいのためにも、ぜひとも早期実現してもらいたいものです。


●渡辺橋駅

 

 中之島駅から東に900mほど行ったところに位置するのが「渡辺橋駅」。駅に行く前に、まずは駅付近の堂島川の風景です。高速道路やら高層ビルが群立しており、いかにも都会のビジネス街を彷彿とさせる光景です。

 

 そして駅名になっている渡辺橋の周辺です。朝日新聞のビルがそびえ、歩道は通勤途中のサラリーマンで賑わっています。これぞザ・通勤風景ですね。これを見ると、駅も普通に賑わっているのではと思ってしまいます。

 

 さて、駅に入ってみます。

 

 駅の端っこから進入したため、やはりホームまでの長い通路を歩きます。地下に潜ると、一気に人の気配がなくなりました。

 

 真新しいエリアに到着すると、そこはもう渡辺橋駅の中。コンビニやマクドナルドがあって、それなりに人の姿が見え始めました。とはいえ、まだ数えるほどしかいませんが。

 

 ここは、飲食店が建ち並ぶエリアです。朝なのでどこもシャッタが閉まっていて、余計に寂しさを演出しています。

 

 さらに階段を下りて、改札に到着しました。大方の予想通り、誰もいません。

 

 ホームもほとんど人の気配がありません。駅の外(というか真上)は賑わっているのに、それとは対照的な渡辺橋駅構内。これぞ、典型的な中之島線の風景です。

 ・渡辺橋駅の朝の賑わい度:☆☆

 降車客は中之島駅ほどではないものの、マクドナルド辺りがそれなりに賑わっていたので、星ふたつです。

 

 ほとんどの人は使う機会のない駅かと思いますが、京阪沿線から堂島のジュンク堂に行くときには便利な駅ですよ。かなりピンポイントな便利さですが。


●大江橋駅

 

 大江橋のたもとにあるのが「大江橋駅」です。先に紹介した(大阪で朝の混雑が一番酷いとされる)御堂筋線・淀屋橋駅からわずか200mの距離にあり、駅前も通勤途中のサラリーマンで賑わっています。私も毎朝、淀屋橋駅から中之島に上陸しています。

 

 例によって、見慣れた中之島線の出入り口から地下へと降りていきます。

 

 いきなり広い空間が現れました。もうお分かりかと思いますが、人なんてこれっぽっちもいません。

 

 先ほどの広い空間から、幅広の階段とエスカレータが二基伸びています。でも誰もいません。立派な設備なのに、使用頻度が少なさそうなのは寂しい限りです。

 

 通路にも誰もいません。

 

 切符売り場と、

 

 改札、

 

 改札の中から、

 

 ホームに至るまで、
 見たまんまの表現ですが、誰もいませんでした。以上、終了。

 

 ここの駅も、先に紹介した駅と同じく降車客はそれなりにいるのですが、どうしても電車が到着する前のこの閑散さが目立ってしまいます。

 

 新築なのに雨漏りがあったり、SUBWAY(サンドイッチの店)が早々に閉店してしまい、以降、何の店も入らず半年以上シャッタが閉まったままになっていたりと、相変わらずの寂しさを見せる大江橋駅。利用客は徐々に増加しているように見えるんですが、まだまだこの異様な閑散さからは抜け出せそうにありません。

 ・大江橋駅の朝の賑わい度:☆☆

 とはいえ、淀屋橋にも近く降車客も多少いるので、星はふたつにしておきます。


●なにわ橋駅

 最後は、「なにわ橋駅」です。

 

 大江橋駅方面から向かうと、途中で中之島図書館や中央公会堂など、レトロモダンな建物が目に入ります。

 

 そんな風景の中をしばらく歩くと、唐突に出現するのが なにわ橋駅。他の駅とは違って、周りの風景との調和を目指した(?)、かわいくてモダンな四半円型の駅舎が地上に飛び出していました。

 

 でも駅のまわりは……。駅の周辺だけは賑わっていた他の駅と違い、こちらは人っ子ひとりいません。サラリーマンの通勤風景もありません。

 

 地下にもぐって、

 

 さらに地下にもぐって……

 

 券売機のある場所に到着しました。えーと、ここまで誰ともすれ違いませんでした。平日の朝8時ですよ?

 

 改札のまわりにも、もちろん誰もおらず、

 

 こちらは改札内の風景ですが、やはり誰もいません。駅員も常駐しておらず、客もろとも何者かに連れ去られてしまった後のような、不思議な空間です。どうしてこうなった。

 

 ホームに出ても、もはや説明不要の閑散度。

 

 電車が来ても、この駅ばかりはほとんど降車客がいません。Wikipediaによると、このなにわ橋駅は、京阪線で一番利用客が少ない駅だそうです。都会のど真ん中にありながら、ここまで人のいない駅は、他に類を見ないのではないでしょうか。というわけで、

 ・なにわ橋駅の朝の賑わい度:(星なし)

 文句なしで、この駅は星なしです。ここまで人がいないと、逆に不思議な雰囲気が味わえます。秘境駅でもないし、こういう駅はなんて呼んだらいいんでしょうか。駅秘境?

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 以上、中之島線の朝の様子を見てきました。私はかれこれ1年以上、中之島線を利用していますが、もうずっとこんな感じです。
 通勤の喧噪から離れて、朝から穏やかな気分になれる中之島線。少し遠回りしてでも利用したい路線です。この雰囲気を保つためにも、みんなもほどほどに乗ろう、中之島線!

2010年08月01日

7月の出来事

 (個人的に)怒涛の7月も終わり、気が付けばいつの間にやら8月になっていた。結局、7月は一度も更新できず、1997年の日記開始以来、2006年6月に続く2度目の更新なし月になってしまった(たぶん)。なんとも悔しいので、少し遅れ気味ながら7月の出来事をダイジェストで。

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 7月の3連休は、てっこんメンバーと四万十川方面に行ってきた。大阪から、新幹線と特急と普通列車を乗りついで約7時間、JR四国・予土線の江川崎駅から旅はスタート。レンタルサイクルで四万十川を下り、下流の中村に抜ける約40kmのサイクリングコースを行く。


 


 


 


 


 


 


 


 夜は中村にあるペンションに宿泊。ペンションって名前だけど、その実、ほとんど民宿だった。民宿とペンションの差は何か、と言われると困るけど。
 翌日は、キャンプ場でバーベキューを楽しみ、四万十川で川遊び。私にしては珍しく、なんとも夏らしい旅行を堪能したのでした。帰りは高知竜馬空港から、約50人乗りプロペラ機で大阪にひとっ飛びで帰宅。


 


 


 


 


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 そのほか、幕張メッセに行ったり、鉄人広場に行ったりと、何だかんだ毎週末どこかに行ってるので、書きたいことはいろいろあるんだけど……。結局は、平日の仕事の忙しさに負けてるような。仕事がなんだ!


 


 


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 8月は引越しの予定があり、それでしばらくは慌しくなりそう。
 ずっとライフワークにしてきたJR乗りつぶしも終わってしまったし、この8月の旅行はいったん小休止? なんとか一泊くらいでもどこか行きたいなぁ。

2010年06月05日

週末小旅行シリーズ 第19回 「豊郷小学校」

 思い出したかのように更新される「週末小旅行シリーズ」。ずいぶん間が抜けているため、未更新の回は一体なにがあったんだと井戸端会議の話題となること受け合いですが、そもそも今日び井戸端で会議なんてしないので、特に問題ないかと存じます。そんな今回は、唐突に第19回です。

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 豊郷小学校といえば、少し前に取り壊すだの取り壊さないだので話題となった小学校である。関西では夕方のニュース番組でしばしば取り上げられていたため、その存在だけは薄っすらと知っていた。それがいまや、人気アニメの舞台となって、全国から続々と人が集まってきているなんて誰が予想できただろう。
 かくいう私も、すっかりその作品(けいおん!)にハマってしまったため、続々と集まる人の一人となって、滋賀県は豊郷町へと出かけてきた。


 

 豊郷へは、大阪からJRと近江鉄道(ガチャコン)を乗り継いで約2時間。この日は天気もよく、絶好のお出かけ日和であった。


 

 豊郷駅コミュニティハウスと書かれたのが、近江鉄道・豊郷駅。これは駅なのか、コミュニティハウスなのか。コミュニティという割には、誰もいなかった。


 

 滋賀の有名人、飛び出し坊や。危ない、堀に落ちる!


 

 電気屋の壁面。絵のセンスも良いけど、窓がリアル窓になってるのがたまらない。上の方が予想以上に余ったので、人工衛星を描いてみました。スケールがでかい。


 

 

 今回一番衝撃を受けたのが、このさくら遊園地。え? 遊園地? 遊んでる土地だから遊園地なのか?(まさかの新解釈) しかもここ、ウェブ上の地図には載ってないけど、SuperMappleDigitalにはちゃんと記載されているのだ、絶対おかしい。


 


 

 駅から徒歩数分で、目的地の豊郷小学校に到着。駅が閑散としていた割には、思ったより人がいてビックリした。コスプレしてる人も多数で、いきなり面を食らう。痛車も続々と。


 


 


 

 元図書館で、いまは交流所みたいになっているところ。日曜にはカフェもやっているらしい。それにしても、決して安価じゃない楽器が一式そろってるところがすごい。神社じゃないけど、絵馬っぽいのを置いてるのも良いアイディアだなぁ。


 


 


 


 

 本校舎へ。味のある板張りの廊下に、やさしい光が差し込む教室。古いのにモダンな雰囲気が漂う建物は、見ていて普通に楽しい。これは西洋建築家のW.M.ヴォーリズという人の設計らしい。取り壊しで反対運動が起こったのも、これを見ると頷ける。


 


 

 そして特徴的なのが、階段の手すりに置かれている「兎と亀」のブロンズ像。この塗装の剥げ具合が、みんなが像を撫でていった歴史を物語っている。


 

 建物中央の階段で三階まで上がると、作中に登場する通りの間取りで軽音部の部室がある。かかってる札は「会議室」だったけど、手書き(?)で「音楽室」の札もかかっていた。


 


 


 


 

 作品を知ってる人なら、思わずニヤニヤしてしまう空間。建物もすごいが、こんだけアイテムを集めたファンの情熱もすごい。


 


 

 本校舎の隣にある講堂は、作中でライブが行われたところ。西洋的な雰囲気が格好いい。昭和12年建設でこの感じは、結構衝撃的だったんじゃないか。といっても昭和12年のことは全然知らないから適当に言ってるけども。


 

 もう一度、本校舎を正面から。全体は2階建てで、部室のある校舎中央だけが三階建てになっている。
 作中に出てくる校舎(桜ヶ丘高校)は、本当にこの建物に忠実なため、アニメを見ていると「これはあの場所だなー」と頭の中で間取りを想像できるようになった。これが意外と楽しくて、聖地巡礼の醍醐味を味わうこととなった。

 それにしても、この校舎の感じやファンの盛り上がり方は、旧制松本高校に似てるかも(昔行った)。


 

 帰りは京都で寄り道して帰ってきた。

2010年05月16日

JR全線乗りつぶしの旅 完結編

●これまでのあらすじ

 2003年春、突如思い立って始めた「JR全線乗りつぶし」の旅。それまで鉄道に全く興味のなかった私が、徐々に鉄道旅行の面白さにハマっていき、気が付けば1年で10%、3年で40%、5年で70%と、日々着々と乗車率を伸ばしていった。

 そして、乗りつぶし開始から7年の歳月が流れた今年、2010年。最後の大規模乗りつぶしとなる「東北日本海側~北海道旅行(5月3日~6日)」を無事に終え、乗車率はついに99.9%にまで到達した。

 これで残すは、JR西日本の草津線のみ。2010年5月16日、ついに最後となるJR乗りつぶしの旅が始まった。


●草津への道

 と、あらすじを大仰に書いてみたものの、草津線はいま住んでるところから片道2時間程度の日帰り圏内。乗ろうと思えばいつでも乗れる、ご近所路線である。そんなわけで、今日は何の気負いもなく、ちょっとそこまでってな感じで家を出た。

 午前10時過ぎ、大阪駅からの新快速電車に乗り込み草津までの移動を開始する。途中、踏切り遮断棒が破壊された(!)らしく、途中駅で足止めをくらったものの、さほど大きな遅延もなく草津駅に到着した。
 西の方の人は、温泉があると勘違いしてる人が意外に多いこの草津。今回行ったのは、その草津=群馬じゃなくて、滋賀の草津なので……えーと、何が有名なんだろう。とにかく、ここで「草津線」へと乗り換える。


 


 先の列車延着があったため、あわただしく草津線のホームへと向かう。
 この「貴生川・柘植方面」が、私がまだ乗っていない唯一のJR線となる。3年ほど前から、「草津線は最後に残しておこう」と考えていた。そんな「近くにあるのに乗れないジレンマ」を乗り越えて、今日ようやくここまで来たんだなーと、感慨もひとしおである。


 


 最終ランナーは、この湘南色の電車。私はずっと「みかん色」だと思ってたんだけど、西の人は「かぼちゃ色」と呼ぶらしい。そんなミカンだかカボチャだかの電車に乗って、初夏の甲賀路を快走する。


 


 快走のあまり、電車には激しい縦揺れが襲う。ズゴン!スゴン! という音とともに、首が縦に振られて、これであなたもロックンローラ。こんなに揺れる路線も珍しいかも。
 そんな激しい揺れに身を任せること約40分。徐々に速度を落としてきた電車は、ゆるりと柘植駅に差し掛かる。


 


 車掌さんが柘植駅への到着を告げると、ひとけのないホームが見えてきた。柘植駅は、三重県の山間にある小駅である。予想していた通り乗客も少なく、先ほどのロックンロール状態とは一転して、とても静かに最後のときを迎える。
 これまでいろんな駅に降り立ったけど、ほっこりするのは、やはりこういう田舎の小駅だった。柘植に来ることになったのは、半分くらい偶然なんだけど、最後にこいうい理想的な駅に来られて良かったと思う。


 


 これにて、JR全線19844.7km(2010年5月現在)の旅が終わった。


●柘植にて

 列車を降りてホームに立つと、見慣れた顔ぶれが……。


 


 なんと「てっこん」メンバーが、ホームで待ち構えていてくれた。しかも、よく見るとゴールテープが見える。これは私にテープを切れということか。
 嬉しい出迎えに驚きつつも、ありがたく用意してくれてたゴールテープを切らせてもらう。ゴール! ゴルゴルゴルゴル(以下略)


 


 こんな垂れ幕まで用意してくれていた仲間に感謝。この7年間の思い出と共に、後生大事に取っておこうと思う。もしくは、タイムカプセルに入れて10年間地中に埋めようかな。あ、これは私なりの嬉しさの表現です。
 なんか、本当に終わったんだなーという実感が徐々に込み上げてきた、柘植駅史上初(おそらく)の盛大なセレモニーであった。


●柘植

 せっかく縁あって降り立った柘植なので、最後に駅の周辺を散策してみる。


 


 


 


 


 


 


 

 
 柘植駅前は、とても穏やかな雰囲気の漂う、のびのびとしたところだった。懐かしさも感じる田舎の小さな駅。こういう、普通なら一生訪れることのないような、本当になんでもない場所がもっと見てみたい。それが乗りつぶしを始める動機のひとつだったんだよなー、と最後に私の鉄道旅行の原点を思い出した。


 


 「ただいま!」


●7年間のあゆみ

 せっかくなので、この7年間の乗りつぶし量をグラフにしてみた。


 
 (クリックで拡大)


 毎年、春と夏を中心として定期的に旅行を重ね、乗車率を積み上げていくこと約7年。こうしてみると、ほぼリニアに乗車率が伸びているのが自分でも驚きである。なぜって、後半になるにつれて乗ってない路線は少なくなり、単純にそこへ乗りに行くこと自体が難しくなるのである。2007年には就職もしているのに、何をやってるんだろうな、私は。
 でも逆にいうと、情熱さえあれば、ある程度は何とでもなってしまうものなのかもしれない。

2010年05月08日

パノラマ写真で見る東京旅行(2010年4月29~30日)

 連休中、会社からデジカメを借りてきて使っていた。SONYのHX5という、この春商戦で一人勝ちしている人気の機種である。実際旅行に出ていると、このカメラを持ってる人がゴロゴロいて、その浸透ぶりにビックリしていた(誇張抜きで本当にゴロゴロいた)。

 これを借りてきて何がやりたかったというと、それはスイングパノラマという機能である。最近のサイバーショットには標準で付いてる機能で、カメラをスイングすると、勝手に画像を合成してパノラマ写真にしてくれるというもの。これまでのように、何枚も写真を撮ってきてはパノラマ作成ソフトで画像をつなげるという手間もなく、撮影直後に一瞬で出来上がってしまうパノラマ写真。撮れる画も面白く、この機能がないと撮れないような写真も簡単に撮れるので、すごく気に入っている。

 このカメラを持って、4月29~30日の東京旅行中に、パノラマ写真を撮りまくってきた。出来上がった写真を見るのも面白いんだけど、パノラマを生かせる構図を考えるのも楽しいし、撮るときのGUIも小気味よい感じに作られていて気持ちがよい。そんだけ気に入ってるなら、借りてこないで買えよって感じだけど。

 というわけで、そのときのパノラマ写真で見る、東京旅行記をどうぞ。(横長の写真はクリックで拡大可能)



 ↑駅に向かっている途中、新大阪駅の裏で初めてのスイングパノラマ



 ↑新大阪にて。ここで友人2名と合流して東京に向かった。あ、ちょっと合成失敗してる……



 ↑東京駅で大学の恩師と再会。駅の中にあるJAXAのギャラリー(?)にて



 ↑事業仕分けで廃止が決定したJAXA iを見学、意外と面白い施設だった。テレビ局の記者っぽい人にインタビューされた



 ↑東京駅を出たところ。上下方向のパノラマも撮れる。魚眼っぽい写真が撮れて面白い



 ↑東京駅から皇居に向かっている途中



 ↑皇居東御苑にて。城跡を含め、いろんなものが一枚の写真に収まって楽しい



 ↑遅咲きの桜をパチリ。写真上方の枝は、実は頭の上にある枝である。ものすごくあおって撮った写真



 ↑皇居外苑から、丸の内のビル群を望む



 ↑賑わう皇居外苑。ここ、散歩にはいい場所だなぁ



 ↑皇居を出て、三菱一号館前を通る。写真上方に写ってるビルは、実は背後にあるビルである。つまりこの写真は、イナバウアー姿勢で撮った



 ↑東京駅南側の高架下。やっぱりパノラマといえば高架下でしょう



 ↑宝町から地下鉄で浅草へ。川向いから建設中の東京スカイツリーを眺めた。眺めるだけでも結構な人だかりだったので、オープンしてもしばらくは人多くて行けないだろうなぁ。



 ↑浅草から引き返して、再び有楽町へ。そこでさらに友人2名と合流して宴会を催す。6人の個室なのに、パノラマだとなぜか全員が自然に写った写真が撮れてしまう。感動した!



 ↑店をでて、銀座をぶらぶら。このあとカラオケに行って、GWの夜は更けていった……



 ↑明けて30日、参議院の見学に出かける。写真は参議院見学者用の待合空間。270度くらい写ってる



 ↑国会議事堂を正面から。水平を取るのが難しく、だいぶ傾いてしまった



 ↑新宿に移動して、都庁付近で昼食をとる。写真は都庁入口で撮影



 ↑都庁の展望室より、下界を望む。こんなところで仕事をしてみたい



 ↑新宿を離れて上野へ。上野公園をぶらぶらしたあと、国立科学博物館に行く。この頃にはみんな疲れてて、結局全部見てまわる気力はなかった。またゆっくり来たいな

 このあと、羽田から徳島へ帰省して旅は終了となった。


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 しかしパノラマ写真を縦にいくつも並べると、結構面白い眺めになるもんだ。

2010年05月06日

[ただいま旅行中]新千歳空港

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2010年5月6日、千歳線 新千歳空港駅にて、JR北海道全線完乗!

まさか、新千歳空港〜南千歳が最後に残るとは思わなかった。さらば北海道。

これで乗ってないJR線は、JR西日本 草津線の一路線だけに……。最後は、来週末の柘植駅で。

投稿者: kawauso-mobile 日時: 2010年05月06日 20:07 | | モブログ | コメント (0) | トラックバック (0)
[ただいま旅行中]再び札幌

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富良野では蕎麦を食い(やったことはそれだけ)、趣向を変えて高速バスで札幌まで帰還。

そろそろ旅行も終わりだ。いよいよ、JR北海道の最後の未乗区間へ……。

(写真は富良野駅からの景色)

投稿者: kawauso-mobile 日時: 2010年05月06日 17:52 | | モブログ | コメント (0) | トラックバック (0)
[ただいま旅行中]新十津川

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新十津川で札沼線を完乗。そこからバスで滝川まで抜けた。

しかし、バス停の場所がすごく分かりにくかった。行き先が違う同じ名前のバス停が、離れた場所に3つあるのだ。分かりにくいということを知らなかったら、分からなかったかも。

これから富良野まで。これで北海道の99%が乗り終わる。

投稿者: kawauso-mobile 日時: 2010年05月06日 13:43 | | モブログ | コメント (0) | トラックバック (0)
[ただいま旅行中]北大

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5:25札幌着。ピロー枕を持参するようになってから、夜行バスでぐっすり眠れるようになった。

朝早くからやってる銭湯がなさそうだったため、ネカフェでシャワーを浴びる。便利な世の中の恩恵に与る。

その後、暇なので北海道大を散歩。朝から畑で農作業やってる学生とか、ポプラ並木とか、牧場の牛とかを見て過ごす。これはいいキャンパスだなぁ。

大学構内を歩いてると、なぜか気持ちがウキウキする。全国大学巡りとかやると面白いかもしれない。

投稿者: kawauso-mobile 日時: 2010年05月06日 10:31 | | モブログ | コメント (0) | トラックバック (0)