2004年08月22日

北陸・能登旅行 0日目

旅行の0日目。この日は別に旅行に行っていた訳ではないのだが,その割に結構列車には乗ったし,体力的にもかなり疲れた……。
へとへとの状態で,この日のムーンライト高知に乗って旅立つことになる。

●徳島 643→908 高松

知り合いと「四国再発見きっぷ」をシェアして,高松まで向かう。香川大学で“電気主任技術者”という試験があったので,それを受けに行っていた。
どうせ行くなら安く行けた方がいいだろうということで,この切符を提案して一緒に行く人を募ったのだが,真の使い道は今夜のML高知号を迎えに阿波池田駅まで行くことだ。阿波池田で日付が変わるので,その次の日からは青春18きっぷを使うと,一日が有効に使えてかなり良い感じである。

試験の方は前年の科目合格があったため,たった1科目の受験で終了。試験時間は1時間半である。試験会場まで2時間半かけて行き,さらに試験開始まで2時間も待ったというのに……。

切符の性質上,まだ試験が残っている知り合いを待たなくてはならないため,同じく1科目で終わりの知り合いと共に列車に乗る。
JR四国は本州の児島駅までだが(駅自体はJR西日本),切符をよく見ると瀬戸大橋は渡れない断り(宇多津から児島間を除く)が書いてあった。
仕方がないので,時刻表をさっと見て,時間内に行けるところまで西に向かってみた。

●高松 1352→(快速マリンライナー)→1406 坂出 1418→(快速サンポート)→1516 観音寺

特に目的もないが,1時間半ほどで観音寺に到着。駅前のコンビニで飲み物を買って,そのまま引き返す。本当にただの時間潰しである。

途中で,激しい雨に見舞われた。このところ,四国では雨が降りすぎである。この前の台風により,予讃線では,観音寺の少し先,新居浜辺りで線路が断線している。
列車内では,その区間は代行バスによる振替輸送が行われているとの案内がされていた。ただ,道路はかなり混むらしく,場合によっては後続列車との接続を取らないという。結構むごいことをする。

●観音寺 1536→1656 高松

高松までトンボ帰り。
坂出・高松間の普通に乗ったのは初めてかも。いつも通りすぎるだけなので,快速にしか乗ったことがない気がする。
今回は各停のおかげで,初めて鬼無駅の桃太郎電鉄像をきちんと見られた。これは結構よい像だ。
駅名標も変わっていて,「鬼無 (鬼無桃太郎)」という謎の表記だった。しかもイラスト入り。駅名標を変にいじってあるのは,珍しいのではなかろうか。

高松駅でさらに時間があったため,例のポストの上の像を確認。前回行ったときには弓が折られた像が放置されていたが,さすがにもう撤去されていた。キレイさっぱり,跡形も無い。

サンポート高松のシンボルタワーの展望室から,高松駅の頭端式ホームを望む。

●高松 1804→2036 徳島

そうこうしている間に試験は全部終わったようで,再び徳島まで2時間半の長い帰路につく。
この時間は,平日なら帰宅列車になるため珍しく4両も繋いでいるが,今日は休日なので申し訳ないくらいガラガラである。そしてムーンライトよろしく,冷房が効きすぎて寒い。
車両の設備なんてのはよく知らないけど,冷房はON/OFFスイッチしか無いのではないか,と邪推してみる。

普通ならこれで一日を終わるところだが,ここで急いで帰宅し,再び出かけることになる。
駅までの往復に時間がかかるので,家での滞在時間は実質約1時間。この間に旅支度をして,飯を食って,風呂に入る。感覚的には,駅での1分乗り換え並の慌しさである。

●蔵本 2223→2356 阿波池田

今度は徳島線の最寄駅から出発する。この時間ならガラガラだろうと思っていたら意外と人が乗っていて,しばらくは立っていた。
しかし駅に止まるたびに人は減っていき,最終的には3人になった。1人はロングシートで横になって寝ている人。もう1人は同族の人で,このあと同じように阿波池田駅でムーンライトに乗り換えていた。
最終的に,阿波池田でムーンライト待ちをしていたのは10人ほど。

日付は変わって0時44分,定刻どおり到着したムーンライト高知に乗り込み,一路京都に向かって出発した。
やはり冷房が効きすぎていて車内は寒い。

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