2004年08月24日

北陸・能登旅行 2日目

朝はボケーっとしていた。いつもなら8時頃の列車に合わせて出るのだが,ダイヤの都合もあって,今日はゆっくりとした出発である。
初めて泊まったけど,格安ホテルチェーンのスーパーホテルは快適だった。これからは贔屓にしましょう。

●高岡 954→1036 金沢

高岡が「周遊きっぷ」の範囲から外れていることを忘れていて,うっかり高岡に宿泊してしまっていることに昨夜気づいた。しかたがないので,ゾーンまでの480円を別に払って出発。

金沢駅はまだ工事中だったが,昨年来たときには無かったドーム状の建築物が出来上がっていた。

最近よく見るような気がする建築。こういうの流行ってるのかな。
作りかけだから何とも言えないけど,真ん中の門みたいなのがポイントですな,たぶん。

●金沢1112→(特急サンダーバード7号)→1210 和倉温泉

いよいよ金沢から,七尾線で能登半島へと向かう。
大阪からはるばるやって来たサンダーバードは,金沢駅で分割されて3両だけが七尾線に乗り入れ和倉温泉行きとなる。周遊きっぷで利用できる自由席は1両しかないので早めに並んでいたのだが,案の定そのうちホームには長い行列が出来て,結局自由席の乗車率は100%を超えていた。こんな平日の昼間でも結構混むもんだ。

しかし途中の羽咋と七尾ではほとんどの人が下車し,終点の和倉温泉にはわずかな乗客を乗せての到着となった。
駅前には温泉地らしく,各旅館の人たちが旗を持って立っていた。この温泉地風情が良い。

●和倉温泉 1300→1334 穴水

ここからは,旧国鉄能登線を引き継いだ「のと鉄道」となる。のと鉄道は2002年に「穴水-輪島」間が廃線になっており,今回乗車する「穴水-蛸島」間も,来春に廃線となることが決定している。なんとも寂しい。

七尾-和倉温泉間はJRとの共存区間になっており,始発はすべて七尾からである。和倉温泉では小一時間の待ち時間をボケーっと過ごし,七尾発のワンマン列車を迎える。
1両しかない車両は,学生で埋め尽くされていた。その上に和倉温泉からは観光客が乗車したため,ちょっとした通勤ラッシュ並の混雑である。

●穴水 1338→1514 蛸島

最果ての0番ホームから,2005年3月31日に廃線が決定している,のと鉄道の末端区間に乗りかえる。穴水までは学生で賑わっていたが,この列車に乗り継いだ人はごくわずかだった。
しかし観光目的の人が結構(といっても3,4組だが)乗っている。沿線には観光地が散在しており,この路線には観光路線としての需要もあるようだ。帰りの列車には,観光に来ていたフランス人の一行も乗り合わせたりして,地味ながら見所は多いように思う。ワタシはこういうところが好きだ。

観光目的の人は,途中の宇出津や九十九湾小木で降車。地元民もその辺や珠洲あたりでほとんど降車し,結局終点の蛸島まで乗り通したのは,ワタシと,一組の親子と,一組の老夫婦だけだった。
それで,なんと,その一組の親子というのが,実は桂文珍師匠とその娘さんだった……という唐突な展開が待っていた。ずっと一緒の車両(ロングシート)にいたのに,実はあとで言われるまで全く気が付かなかったのだが……。

そんなこんなで終着駅の蛸島に到着した。
穏やかに終着駅の雰囲気を味わいたかったのだが,蛸島に着くなり,鉄道関係者が桂氏を出迎えに来ていた。この時点で気づいてもいいと思うのだが,洋服を着てたら意外と気づかないもので,あとで売店の人に言われて初めて気が付いた。

それはさておき,その売店の人というのは,のと鉄道を保存する会的な会(なんだったか忘れた)の人で,十数年間使われていなかった駅の建物を借りて,活性化のために売店をやっているらしい。
そのため駅内は昭和をテーマにあれこれと装飾が施されており,また鉄道関連の展示や写真が置いてあって,なかなか良い感じになっていた。
写真というのは,一度ここを訪れた人たちから次々に送られてくるものらしい。みんな,なかなか粋なことをする。

蛸島駅では記念のと,塩とラムネを購入。
塩は「珠洲の塩」というもので,ソーラーカーで全国を回っているTOKIOが紹介したのがきっかけで,最近人気が出てきたらしい。こんなところでTOKIO効果。

●蛸島 1624→1908 七尾

蛸島では70分の滞在の後,とんぼ帰り。本日の宿泊地は七尾である。ちなみにディスプレイで有名な企業の「ナナオ」は,この七尾のナナオらしい。
最後に乗ったこの列車の運転士さん(といっても往路も同じ運転士さんだったらしい)がいい人で,待ち時間に観光パンフレットを山ほどもらった。先に書いたがフランス人の一行にも会ったし,なんだかんだで良い印象しかない能登は良い場所であったと認識。去年の青春18きっぷポスターのキャッチコピー「I=t人2 旅の印象(Impression)は,時間(time)と出会った人々に比例する」ってのは,実に言いえて妙だと思った。

話は飛ぶが,のと鉄道の車両の配色が好きだ。

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この記事へのコメント

うーん、なんか、
http://www.geocities.jp/kogou550/koukoku.html
の、「ホクリクのフランス人」みたいな感じですかな。
ウラヤマシイナ、カワウソサン。

私の青春18は一回使ったきり…早く何とかしたい。

Posted by: at 2004年08月31日 00:08

そのまんま,ホクリクのフランス人ですな.
能登半島に来るとは,なかなか通なフランス人だと思います.

18きっぷ消化旅行がんばってください.ワタシもあと1回分……

Posted by: かわうそ at 2004年09月01日 16:25
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