2005年02月25日

中国地方周遊 3日目

3日目。当初の計画では,米子から「スーパーまつかぜ」で西に向かい,益田から再び「いそかぜ」に乗る予定だったのだが,指定席が取れなかったため急遽変更。特急で混むのはイヤである。

●境港「水木しげるロード」
この日はゆっくりと米子から出発する。境線境港行きに乗車,約40分で境港に着く。
境港では,周りの景色に反してえらく立派な建物が建っている。最初これ全部が駅舎かと思ったが,駅舎は左の出っ張った小さい建物だけで,大きい方は「みなとさかい交流館」という建物らしい。

境港は水木しげる氏の故郷ということで,鬼太郎や妖怪関連を使った観光に力を入れている。この力の入れ方が半端ではない。

駅前から始まる「水木しげるロード」では,ずらーっと妖怪の像が並んでいる。パッと見では何の変哲もない地方の風景なのだが,どこもかしこも妖怪。なかでも衝撃的なのは,街灯が全て目玉。子供は泣きわめくのではないか。

ただ歩いてるだけでもおもしろいのに,しばらく散策していると,どこからともなく何者かがやってきた。

鬼太郎と目玉おやじだ!!
さすが境港は違う,本物の鬼太郎がいるのだ。この人通りのほとんどない所に突如現れる感じがたまらなくよかった。いいものを見たなあ。

●鬼太郎列車
名残惜しく境港を去ろうと駅に戻ると,鬼太郎列車現る。

この気合いの入ったペイント。しかもヘッドライトが目玉である。
最後まで楽しませてくれる境港。またのんびり来たい。

●新幹線乗りつぶし
さて,これからはガラリと変わって山陽新幹線乗りつぶし。いったん「スーパーやくも」で岡山まで出て,あとはひたすら新幹線に乗る。山陽新幹線では最近自動改札が導入されたらしく,改札前では駅員が何人も立って誘導していた。
そんな岡山から新大阪まで,500系のぞみ。鉄道の世界最高旅客速度である300km/hを初体験。500系はかっこいいなあ。かっこいいけど,鼻が長く座席数が少ないためJRには不評だと,以前川崎重工の人に聞いた記憶がある。正面から見たらミミズだし。
新大阪へは,なぜか数分の延着。何をする時間もなく走って乗り換える。この次はひかりレールスターで博多まで。窓際の指定が取れなかったため,通路側でしばらく睡眠。受験生がいっぱい乗っていた気がする。

この便も4分延着。よく聞こえなかった放送によると,岡山-相生間で何かあったらしい。もともと乗り換え時間を8分しか取っていなかったため,この延着により乗り換えは4分。しかも正反対の方向への乗り換えなので,待ってくれるわけもない。思いっきり走って階段を上り下り。新幹線長い!と思いながら指定席へ走った。最後は700系ひかり。広島を過ぎたあたりから満席になった。

●帰宅
岡山からいつものマリンライナー〜高徳線で帰宅。
なかなか充実した3日間だったなあ。

●この日の行程
米子 917〜956 境港
境港 1043〜1122 米子
米子 1157〜1356 岡山(特急スーパーやくも14号)
岡山 1407〜1451 新大阪(新幹線のぞみ19号)
新大阪1459〜1748 博多(新幹線ひかり367号)[4分延着]
博多 1752〜1949 岡山(新幹線ひかり330号)
岡山 2004〜2058 高松(快速マリンライナー59号)
高松 2107〜2259 徳島

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