2006年09月09日

2006年 北海道・岬めぐり旅 〜1日目

いよいよ学生最後の夏休みということで,知り合いと屋久島にまで行った8月の終わり。
その興奮も冷めやまぬ9月の上旬,再び旅に出ることにした。今度のテーマは「北海道の岬めぐり一人旅」。一人旅@北海道というのが,いかにも最後の夏休みに相応しい計画ではないかと,勝手に胸おどっていた。

そんな北海道旅行の始まりは,ひとまず北海道までの「移動」から。いきなり飛行機でひとっ飛びでは,あまりに風情がないので……。

上の行程を見ても分かるように,電車+バス+フェリーで北海道まで行ってしまいましょうという計画。
一日目はひとまず新潟港を目指すため,早朝の徳島駅に降り立った。

●徳島駅 630→745 高速舞子(徳島バス)

最近,駅のすぐ近くにコンビニができたため,結構便利になった。そこで朝食を買って,いよいよ四国から北海道へのファーストステップ,いつもの高速バス乗り場へ……。

と思ったら,いきなりでっかい虹がお出迎え。
こんな立派な虹は久しぶりに見た気がする。これは朝から幸先が良い!

乗車時間約75分で,バスは明石海峡大橋を渡り本州へと入った。
このバスは三宮まで行ってくれるけど,明石海峡大橋を渡ってすぐの「高速舞子」というバス停で降りる。

高速舞子は,その名の通り高速道路の途中にあり,標高がかなり高い。
バス停からは,階段と長大なエスカレータを使って,地上に降りる必要がある。

地上まで下りてくると,そこがJR舞子駅。駅からは,先ほど通ってきた明石海峡大橋がよく見えた。
四国側は天気が悪かったのだが,本州に入った途端に晴れてきた。どういうことかと空を見ると,なんともキレイに,雲がスパッと割れているではないですか。
天気運がいいのか,この日はずっと晴天に恵まれていた。

●舞子 757→802 明石
●明石 804→914 京都

舞子駅の改札で「青春18きっぷ」に日付を入れてもらい,ここからは電車の旅のスタート。

「徳島方面・高速バスのりかえ」の案内がある舞子駅より,一旦西に引き返してから,明石より新快速に乗る。そのまま東に行って神戸で新快速に乗り換えるより,明石まで戻る方が早いという新快速マジック。早いよ新快速。

件の新快速は混んでいたが,次の神戸からはなんとか着席できた。大阪を無視して,一気に京都まで駆け抜ける。

●京都 939→1033 敦賀(特急雷鳥9号)

今年の春,就活で何度もやって来た京都駅。いろいろなことが思い起こされる駅ではあるが,残念ながら今日は,これと言った用はない。

18きっぷで一旦改札を出た後,券売機で敦賀までの乗車券+自由席特急券を購入。18きっぷ使用中のいわゆる「特急ワープ」はあまりしたく無かったのだが,こうすると後々の乗り継ぎがかなり楽になるので,2770円の出費も仕方ないかな。

この「雷鳥」も2006年でお役御免みたいなので,早いけどこれで乗り納めになるかも。10月からは新快速が敦賀まで延伸するので,京都→敦賀のワープも必要なくなろう。

自由席は,一人2席使えるくらいのマッタリ具合。
湖西線を走るので,琵琶湖が見え始めると車内アナウンスで教えてくれる。「進行方向右手に見えますのは……」
あいにく進行方向左手に座っていたので,十分には見えなかったけども。

●敦賀 1043→1140 福井
●福井 1145→1323 金沢

敦賀到着。ここからは再び普通列車の旅となるが,週末+18きっぷ利用期間の最終週末とあってか,いきなり人多すぎ。
マッタリと行きたかったが,北陸はなかなかマッタリさせてくれそうには無かった。

福井で次の列車に乗り継ぎ,今度は金沢まで。

2年前に来た時にはまだ工事中だった金沢駅が完成していた。
なんというか……

門,でかっ!
なんだこの巨大物体は。

●金沢 1344→1439 富山

引き続いて北陸の3県目,富山へ。県庁所在地の連続で,相変わらず電車は混んでいて心が安まらない。

富山駅に到着。
昼も過ぎていたので,キオスクで軽い昼食を買いその辺で食べる。少し駅の外に出ると,すぐに汗ばんできた。9月だというのになんて暑さだ。

●富山 1502→1654 直江津

富山から乗りかえた電車は,一見して変な電車。

この座席に,

天井にあるこの不自然なスペースは……寝台が隠されているスペースであろう。
寝台列車の改造車は,妙な圧迫感のある車両だった。というか狭い。

越後の国に向かうにつれ,乗客は少なくなりだいぶマッタリしてきた。
車窓からは日本海を望む。

日も傾いできた頃,直江津に到着した。

直江津駅。

●直江津 1730→1927 新潟(快速くびき野5号)

直江津からは,予定通り「快速くびき野5号」に間に合った。(上の写真は新潟駅で撮影)

快速とは名乗っているが,車両は特急型で,そのうえ直江津から新潟まで特急並の時間で走ってくれる乗り得列車である。
乗り込んだ自由席はほどよく空いており,悠々と新潟まで移動できた。

長かった一日の終わり。日本海に夕日が沈んでいく……。

日もすっかり暮れた頃,新潟駅に到着した。長い道のりだったなぁ。
駅の中の飯屋で腹ごしらえをし,バス乗り場へと向かう。

●新潟駅万代口 2100→2130 末広橋(新潟交通バス)

新潟駅のバス乗り場は,バスがバス停にお尻を向けてバックで入ってくるという,珍しい(?)感じになっていた。
まだ目的のバスまでだいぶ時間があったので,ベンチに座って近くで路上ライブをしている人の演奏を聴きながら過ごした。
やがてやって来たバス(最終便)で「新日本海フェリー」のターミナルへと向かう。今日の宿はフェリーである。

最寄りのバス停から,歩いて数分。バカでかいフェリーが見えてきた。
この「フェリーしらかば」は,日本最大のフェリーというから,それはそれはデカイ。建物のようである。

さっそく予約しておいた乗船券を受け取る。しかし,フェリーはそこにあるというのに,乗船開始時間が23時という。現在まだ21時30分。
ただ待つのも時間がもったいないので,フェリー乗り場近くの銭湯へ出向くことにした。フェリーの中にも銭湯があるが,早くターミナルに着く場合を考えて近所の銭湯を調べていた。フェリーターミナルから徒歩約10分,「松の湯」というところ。

入るやいなや,番台のおばあさんが「あんた,北海道に行くんか??」と話かけてくれた。残念ながらフェリーでは秋田までしか行かないが,そのあと北海道まで行くわけだから,間違っているわけではなかろう。
そのおばあさんに貴重品を預かってもらって,さっぱりと長距離移動の汗を流した。

●新潟港 2330→540 秋田港(新日本海フェリー)

銭湯から戻ると,さきほどとは一転,ターミナル内が人であふれかえっていた。ツアーの団体が何組も到着しており,騒がしくしている。
大勢の団体に囲まれながらしばらく待って,ようやくフェリー内に入れたのは予定通りの23時。

さすがデカいフェリーは違う。上の写真はロビーで,そこにホテルと同じようにフロントがあって,まずはそこでチェックイン。
2等寝台を取っていたので,チェックイン時に寝台の指定を受ける。

フェリーの中は ほんとにホテルのようで,廊下があって,部屋がある感じ。いままで短距離フェリーしか乗ったことがなかったので,軽いカルチャーショックを受ける。

そしてこれが本日の寝床。

このフェリーは「秋田経由 苫小牧行き」なので,秋田で降りる人と苫小牧で降りる人の部屋の区画が分けられている。
団体はみんな苫小牧まで行くので,個人客がばらばらといる感じの秋田行き区画は閑散としていた。2等寝台は,ベッド4つに人1人くらいの人口密度で,非常にまったり。

一通り船内を見てまわったあと,朝も早いのでさっさと床につく。
ちらっと見てきたが,予想通りフェリー内の銭湯は団体客の爺様だらけで,先に外の銭湯に行くのは正解のようだった。

というわけで,1日目は終わり。おやすみなさい……。

2日目の旅行記へ

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