2015年12月15日

冬コミ出展情報

今年も冬コミに出展します!

ぜひ東京ビッグサイト 『西ら-39b』 までお越し下さい。

【日時】 2日目 12/30(水)
【場所】 西ら-39b NEKOPLA

【お品書き】


●「定礎シール」(3種セット) 200円

いろんな場所に貼って定礎しよう! 好評の定礎シール3種セット。

 


NEW! 「定礎シール 【ミニ】」 200円

定礎シールが使いやすい大きさになって新登場。
各シールは付箋サイズで、従来の定礎シールよりも気軽に定礎できます。日付も書けるよ。

 


NEW! 「定礎せんべい 2015冬」 各100円

夏コミでは開場後一時間で完売した大人気の定礎せんべい。
今回、在庫は潤沢に用意してます! ご贈答に最適な、謹賀新年バージョンもあり。

 


NEW! 「定礎せんべいプレミアム」 ??円

定礎せんべいにプレミアム版が登場。
プレミアムボックスには、書家・青柳衡山先生書き下ろしの書を刻印し、非常にプレミアムな仕上がりになってます。

 


●「よくわかるエアコン配管観察」 400円

おなじみ、エアコン配管観察の決定版。詳細はこちらから。

 


●「エアコン配管トレーディングカード」 1セット300円

在庫僅少につき、今回が手に入れられる最後のチャンス!
全40種類、世界初のエアコン配管トレカです。

 


よろしくお願いします。

2013年11月18日

文フリ御礼など

11/4の文学フリマにて、無事に新刊 『よくわかるエアコン配管観察』 を頒布することができました。たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。

ちなみに当日はこんな感じでした。



そしてなんと、またまたエキレビ! さんに取り上げて頂きました。

そんな 『よくわかるエアコン配管観察』 は、大阪のシカク、東京のCOMIC ZINに委託予定で、通販でもご購入いただけるよう準備中です。しばらくお待ち下さいませ。(既刊は購入可能です。詳細はこちらで)

そして、次のイベント参加は、12/31のコミックマーケット3日目になります。また大晦日。「鉄道・旅行・メカミリ」エリアです。さらなる新刊はありませんが、たぶんフリーペーパがあると思いますので、こちらもよろしくお願いします。

 コミックマーケット85(3日目)

 ・開催日  2013年12月31日(火)
 ・開催場所 東京ビッグサイト
 ・配置場所 東地区 Qブロック-25b 「NEKOPLA」

さらにさらに、まだ何らかの重要なお知らせがあるのですが、こちらはまた暖かくなった頃にお知らせします(すごくじらす)。ではでは。

2013年01月06日

文フリとコミケのこと

 去る11月18日には「第十五回 文学フリマ」に、12月31日には「コミックマーケット83 (3日目)」に参加してきました。どちらもたくさんの方にお越し頂けてうれしかったです。ありがとうございました。
 もう年も明けてしまいましたが、簡単に両イベントのレポートでも。


 ●11月18日 「第十五回 文学フリマ」

 なんだかんだで、2年前に同人活動を開始してから、4回連続4回目の参加です。以前は日帰りで参加してたんですが、前回からはなるべく前泊するようにしてます。最近は夜行バスも避けてるし、3泊以上の旅行も計画しなくなったりして、だんだんとアクティブさに陰りが出てきてますね。当サイトを始めた頃は中学生だったんですが、もう気付けば私も三十路なんですよ、月日が経つのは早いのですよ。

 そんな前泊移動日の土曜は、まさに嵐のような天気。外に食事をとりに行くのもはばかられて、ホテルに着くなりベッドの上でゴロゴロして過ごしてました。それが当日の日曜日にはカラっと晴れて、うってかわって絶好の文フリ日和に。午前9時のサークル入場時間めがけて、会場である東京流通センターに向かったのでした。


 


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スペースレイアウトのこと

 最近では、スペースのレイアウトに気を配る余裕も出てきたため、毎回試行錯誤しながら改善を続けてます。


 


 今回のレイアウトの特徴は、お客さんの目線の高さのPOPです。新刊の『めぐりコンプリート』が一番目立つように、A3サイズのポスターを掲げてみました。もっと大きなPOPを使ってるサークルもありますが、荷物対効果(持っていかないといけない荷物の煩わしさと、売り上げへの貢献度の比。勝手に考えた指標)を考えた結果、このサイズに落ち着くことに。

 これでも効果はてきめんで、何の気なしに歩いてる人を何人か引き寄せることに成功しました。興味を持ってのぞき込まないと見えない平積みの本や、少し気にしてないと目に入らない小さなPOPに比べると、効果は大きいと言えるのではと思います(たぶん)。あと両面POPにしていたため、背中方向からも「なんだあれは!?」って声が聞こえてくることがあって、したり顔で一人にやにやしていました。売り上げに貢献したかどうかは分かりませんが。

 ただ一つ、売り子を手伝ってもらっていた知り合いからは不評で、それは「POPに遮られるため、思うように売り子ができない」ということ。ようするに、邪魔なのであった。複数人で売り子をする場合は、この長身POPも考えものだなぁ、と思った次第です。(この辺の反省を生かし、次のコミケに続く)


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新刊『めぐりコンプリート』のこと

 おかげさまで、新刊『めぐりコンプリート』の売れ行きも好調でした。また、エキサイトレビューの文フリレビュー記事、

 ・怨念ガールズから23歳ニートの喪主まで。第15回文学フリマで見つけた噂のすごい本!

にて、ライター・とみさわ昭仁さんオススメの本として紹介して頂いたりもしました。うれしい!

 そのほか印象に残ったのは、スペースに来て下さっためぐりコンプリータ(めぐりコンプリートをする人)の方数名から、自身のめぐりコンプリートについて話を聞かせて頂けたこと。趣味趣味(趣味が趣味)の私にとっては、人の趣味を聞くのはすごく楽しいことなのです。

 その中でも、全国の大学を巡っている方の話が面白かったです。つまり「大学めぐり」。特に何をするでもないけれど、大学を巡っておられるそうで、この「特に何をするでもない」っていうのが良いですね。めぐりコンプリータとしては、かように無心で巡り続けたいものです。

 また、4回目ともなると常連とおぼしき方もぼちぼちいらっしゃって、これもすごくうれしいです。一人の方は顔が分かったのでご挨拶させて頂きましたが、他にも毎回来てるよって方がいらっしゃれば、教えて頂けると大変よろこびます。古くからねこプラを見て頂いている某氏には、未入手だったアマゾン段ボールを持って来て頂き、こちらも非常にうれしいプレゼントでした。

 以上、文フリでした。


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 ●12月31日 「コミックマーケット83 (3日目)」

 これは先週のお話。世界最大の同人誌即売会、コミックマーケットに初参加してきました。

 振り返れば、次の冬コミに出よう! と漠然考えていたのが2011年の年末。それで参加申し込みが2012年の8月で、運良く抽選に受かったと分かったのが11月でした。私のサークル(私一人ですけど)は文フリ合わせで新刊を作っていて、冬コミ合わせの新刊はもともと出さない予定だったので、比較的お気楽な感じでの参加です。

 例によって前日(12/30)の夕方に東京に到着。今回も激しい雨が降っていたので、即ホテルにチェックインして、早めに寝ました。なんといっても、コミケのサークル入場は7時半から。しかも9時で宅配搬入の受取りが終了するので、それまでには絶対着いとかないといけないし、交通機関は混雑するだろうし、会場周辺もどうなってるのか未知数だし……。

 というのも、コミケに行くこと自体が実に13年ぶりなのでした。どんな感じか分からなかったので、結局会場に7時半に着く時間にホテルを出て、りんかい線でビックサイトに向かいました。が、最初に来た電車は満員で乗れず。しかも乗客の荷物が盛大にドアからはみ出したままの電車がホームに滑り混んできて、早速大都会トーキョー(というかコミケ)の恐ろしさに打ち震えたのでした(次の電車にはなんとか乗れた)。7時40分頃には、無事に自スペースに到着。


 


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スペースレイアウトのこと

 11月の文フリの反省と、コミケには初参加だということ、文フリとの客層の違い、その他もろもろを考慮して、今回はガラッとレイアウトを変えました。


 


 通路を歩いてる人の目に留まりやすいよう、本は全て立てて配置する。分かりやすいPOPをつける。タイムカンを配置する。個人的には、現時点では最適なレイアウトになったかなぁと思います。年末はずっとこのレイアウトのことを考えてて、什器類を探して走り回ったりもしてました。

 ちなみに、本を立ててる什器は、この「フリースタンドM (DB513)」という商品で、私のやりたいことにマッチしてる上に、荷物対効果の高さが素晴らしかったです。最初はこの台を自作しかけてたんですが、良いのが見つかって本当によかった。

 あと写真をよく見て頂くと、小さいアマゾン箱のようなものがあります。これは私がアマゾン箱を切り出して作った、ミニチュア・アマゾン箱。誰か何か反応してくれたら嬉しいなぁと思っていたんですが、なんと3人の方が気付いて声をかけてくれました。うれしい!


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本のこと

 今回は、在庫僅少だった『タイムカン読本』を売り切るのを目標にしてました(50冊)。結果としては、全部売り切りました。2011年11月に発行し、1年間ご愛顧いただきましたこの本ですが、無事に200余名の方の手に渡ったことになり、感無量です。残りは「シカク」に委託している分のみ(残り少ないです)になりますので、まだの方はお早めにどうぞ。

 その他では、やはりアマゾン箱の威力は絶大だなぁと思いました。大衆にうける内容(あくまで私のいる分野で)というのは、「みんながよく知っているコトやモノに対して、普通とは違った見方、考え方を提示する」ことだと思ってるのですが、アマゾン箱はこの「みんながよく知っている」に当てはまるので、引きがかなり強かったです。アマゾン箱を紹介した『日常⊇非日常』も、閉場30分前の15時半頃に無事完売しました。こちらは増版するかどうか結構悩んでいて(現時点で第三版)、次回はどうしようかなぁ。

 『日常想像研究所』に関しては、文字ばかりだし、内容が説明しづらいというのもあり、コミケでは売れないかなぁと思ってました。が、予想以上の売れ行きで、持って行った分は14時には完売してしまいました(あんまり持っていってなかった)。その反面、ほぼ新刊の『めぐりコンプリート』があまり売れなかったのが少し心残りではあります。それにしても、全体としては、文フリの約1.7倍の売り上げがありました。足を運んで下さった方、本当にありがとうございました。


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コミケのこと

 それにつけても、人の多さよ……。私が参加した3日目は、あとで発表されたところによると、来場者数21万人だったとのこと。人、多いです。


 


 サークル側から見た景色は上の写真のような感じですが、これがピーク時になると、通路に隙間無く人がいる状態になります。その人の流れは、動脈硬化した血流のようであり、しばしば通路が詰まって人が滞留してました。

 しかし! そんな時こそ今回のレイアウトが効いてくるというもの。お客さんの目線を追っていると、こちらをチラチラ見てもらえており、「立てるレイアウト」効果がそれなりに出ていたような気はします。ただ、ずっとお客さんの方を見ていると酔いました。それほど人の流れがすごかったです。

 あと、自分も他のサークルの本を買おうと思って一度は席を立ったのですが、人の多さに圧倒されて、結局何も買わずに帰ってきてしまいました。もうダメダメですね。自分の本がたくさんの人に見てもらえる、というメリットはあるものの、個人的には落ち着いた文フリの雰囲気が好きなのも事実としてあって、その辺は好みが分かれるところかもしれません。

 そんな調子で、圧倒されるがままに初コミケは終了しました。たぶん次のサークル参加は2年後くらいかなぁと勝手に思ってます(コミケ中心の方には申し訳ないですが)。それまではホーム(と勝手に思っている)の文学フリマでがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。

 ちなみに、次回の文学フリマは大阪開催です。楽しみ!


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 ●終わりに

 記事を書くスパンが非常に長いため、毎回文体が変わっている&毎回文章が長い当ブログですが、忘れた頃に更新しますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。17年目のねこプラです。

2012年11月04日

お知らせ 「第十五回 文学フリマ」

 気が付いたら、半年も更新間隔が空いていた本ブログですが、皆様如何お過ごしでしょうか。
 半年経ったということは、また「文学フリマ」の季節ということで、今回もまずは告知です。

 これで4回連続、4回目になりますが、またまたまた「文学フリマ」に参加します。

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 第十五回 文学フリマ

 ・開催日  2012年11月18日(日)
 ・開催場所 東京流通センター
 ・配置場所 オ-23 「NEKOPLA」
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 新刊は、「めぐりコンプリート」です。めぐりコンプリートとは何だ!? という方(たぶん全員)は、紹介ページがありますので、こちらをご参照下さい(→同人誌紹介ページ)。



新刊「めぐりコンプリート」・A5/40ページ/400円


 既刊は、「日常想像研究所」 「タイムカン読本」 「日常⊇非日常」を持って行きます。既刊の詳細もこちらのページをご参照下さい。「タイムカン読本」が在庫僅少ですので、文学フリマでの販売はおそらく今回が最後になります。まだの方はお早めに!

  


 さらに! 今年は「コミックマーケット」にも参加してしまいます。

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 コミックマーケット83

 ・参加日  2012年12月31日(月) (3日目)
 ・開催場所 東京ビッグサイト
 ・配置場所 東・パ-36b 「NEKOPLA」
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 品揃えは、文学フリマと同じです。おそらく文フリとは客層が違うはずなので、どんな感じになるのか結構楽しみです。大晦日ですが、こちらも是非お越し下さいませ。

2012年04月21日

お知らせ 「第十四回 文学フリマ」

 前回前々回に引き続き、5月6日に開催される「第十四回 文学フリマ」にサークル参加します。

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 第十四回 文学フリマ

 ・開催日  2012年5月6日(日)
 ・開催場所 東京流通センター
 ・配置場所 オ-65 「NEKOPLA」
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 なんだかんだで、三回連続、三回目のサークル参加。今回も「文フリ」合わせで新刊を作ったので、そのお知らせを。今月に入ってからいきなりパソコンが壊れて絶望してたけど、何とか間に合ったよ!


●新刊 「日常想像研究所」
 (A5版/44ページ/オフセット本/300円)

 表紙にもある通り、日常生活のあれやこれやを立ち止まって想像してみるという、説明しづらいコラム集です。
 目次を見ていただければ、どんな感じか分かるようで分からなくてモヤモヤすると思いますので、ぜひお手にとってお読み下さいませ。文字数は約1万6千字、すべて書き下ろしです。


 


 表紙に帯が付いてるように見えますが、帯のような表紙なだけで、物理的な帯は付いてません。


【目次】

 ・エアコンの配管センス
 ・めざせ検索結果0件
 ・電車内のエントロピー
 ・通勤トライアスロン
 ・官製だったハガキ
 ・暖房の秩序
 ・朝の徒競走
 ・同じ間取り展
 ・レジのスタック構造
 ・自販機型シュレッダー


【まえがきより】

 『日常想像研究所』は、日常の何気ない発見や疑問についてあれこれ考え、面白さの構造を想像してみよう、という趣旨の本です。

 ……と言われても分かりにくいと思うので、何か端的に表す方法はないものかと考えてみました。それで思い付いたのが、表紙にある『とまれみよ』の標識です。

 この標識は滋賀県で撮影したものですが、滋賀に限らず多くの遮断機のない踏切(第4種踏切という)に設置されています。
 「こんな標識見たことない!」とか「遮断機のない踏切なんてどこにあるんだよ!」という方もいると思います。しかし、遮断機のない踏切や『とまれみよ』標識は全国の至る所に設置されおり、実は東京23区内にもあったりするのです。
 自分の常識にとらわれず、まずこれに「気付く」ことが第一のステップ。

 そして標識に書かれてある『とまれみよ』は、遮断機がなく電車がいつ来るか分からないので、いったん立ち止まって周りをよく見てから渡りましょう、というメッセージです。どうせそんなタイミングよく電車なんて来ないだろうと素通りするのではダメ。どんなに無駄に思えることでも、「一度立ち止まってよく見てみること」。これが第二のステップ。

 本書はこの『とまれみよ』の精神で、あれやこれやを考えていきます。基本的に何も解決しないし、何の役にも立ちませんが、これを読んで少しでも「あっ!」と思って頂ければ幸いです。

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 そのほか、既刊の2冊も販売します。詳細な紹介はリンク先を参照→こんなの


●「タイムカン読本」
 (A5版/34ページ/オフセット本/400円)

 

↑ タイムカン回収の舞台裏や、秘密の埋蔵計画が明らかに!? 10年分の出来事がギュっと詰まった、衝撃の私的「タイムカン」十年史!


●「日常⊇非日常」
 (A5版/36ページ/コピー本/300円)

 

↑ 日常にあるけど、多くの人がその面白さに気付かない、そんな「日常の中の非日常」に気付く本。おみくじ蒐集の魅力とは!? 大学名規模のヒエラルキって一体何のこと??

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 また、一部で好評だった「10年間土に埋めてから掘り出した、例のタイムカン展示」も行う予定。前回の文フリではビニルに入れた地味な展示でしたが、今回は少しバージョンアップしてるので、こちらもぜひご覧下さいませ。
 会場でお待ちしております!

2012年01月10日

お知らせ(こみトレ19)

 お知らせばかりで(以下略)ですが、今度インテックス大阪で行われる『こみっくトレジャー19』に、サークル「NEKOPLA」で参加します。

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  ■こみっくトレジャー19

 ・開催日  2012年1月15日(日)
 ・開催場所 インテックス大阪
 ・配置場所 5号館 F-33b 「NEKOPLA」
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 ※イベント自体の詳細はこみトレ公式ページを参照


 新刊は無しなので、基本的には前回の『文学フリマ』準拠の品揃えになります。
 (詳細な紹介はリンク先参照→こんなの

 「タイムカン読本」
 (A5版/34ページ/オフセット本/400円)  
 「日常⊇非日常」
 (A5版/36ページ/コピー本/300円)  


 文フリでも行った「10年間土に埋まっていたタイムカン」の展示もあり。前回はビニルに包んだ状態の展示で、見た目があまりにもあんまりだったので、今回は展示用のアクリルケースを用意して展示っぽくなってます。ここが今回一番の力の入りどころ!(何か間違ってる)
 是非ご家族ご親戚ご友人お誘い合わせのうえ、全員総出でお越し下さいませ(なぜか強気の勧誘)。

2011年10月22日

お知らせ 「第十三回 文学フリマ」

 前回に引き続き、11月3日に開催される「第十三回 文学フリマ」にサークル参加します。

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 第十三回 文学フリマ

 ・開催日  2011年11月3日(木・祝)
 ・開催場所 東京流通センター
 ・配置場所 オ-41 「NEKOPLA」
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 会場は、今回から「東京流通センター」に変更になってます。東京モノレールに乗ってると気になる駅名の一つ「流通センター駅」が最寄の「東京流通センター」です。飛行機で行って第一ターミナルからモノレールに乗れば、区間快速だとたったの2駅。帰りも飛行機に乗るとすると、東京滞在時の移動距離最短記録を樹立できそうなので、密かにそれを狙ってみようかと思っている今日この頃です(特に意味は無い)。

 さて、今回の出品物を紹介します。


●新刊 「タイムカン読本」
 (A5版/34ページ/オフセット本/400円)


 

 今年の夏、最後に衝撃的なビジュアルを見せ付けてくれた「タイムカン」。 タイムカンと当サイトとの関わりは深く、実に10年以上の付き合いになります。

 この本は、2000年の「タイムカン発売」から、「タイムカン10カ年計画」の経過、2004年の「タイムカン回収騒動」の顛末、2011年の「タイムカン発掘」に至るまで、タイムカンと当サイトの歴史をまとめた、タイムカンに始まり、タイムカンに終わる、そんなタイムカンオンリーの本です。

 10年間のタイムカンのあれこれを知っている方は、当時の様子を振り返りながら、全く知らなかったという方は、過去にこんな妙なことがあったんだ! というような見方でお楽しみ頂けます。


 

 

 誌面は、ムック本をイメージしたような構成で、基本的には文章と写真でレイアウトされています。


 

 カラーページもあるヨ!


「日常⊇非日常」
 (A5版/36ページ/コピー本/300円)

 

 日常にあるけど、多くの人がその面白さに気付かない、そんな「日常の中の非日常」に気付く本。おみくじ蒐集の魅力とは!? 大学名規模のヒエラルキって一体何のこと??

 前回の文フリで販売した本の再販になります。一部誤字修正と、製本的な微変更がありますが、もちろん内容は同じです。エキサイトレビューの文フリ特集で、ライター陣おすすめの一冊として紹介して頂いていますので、気になっていた方はこの機会にぜひ!


タイムカンの写真
 (L版/3枚セット/インクジェット印刷/100円)


 


 いきなり毛色が変わりますが、タイムカンの写真です。ぜひ「タイムカン読本」とご一緒にどうぞ。
 数量少なめですので、欲しい方(がいるのかどうかよく分からないけど)はお早めに。自分で言うのもなんですが、L版程度のサイズで見ると、かなり格好良い写真です。3枚中2枚は今回の撮り下ろし。


●展示 「10年間土に埋まっていたタイムカン」

 あのタイムカンの実物を展示します。(展示はこのうち一個です↓)


 


●フリーペーパ 「NEKOPLA+」 創刊号
 (A4/1枚/0円)

 何のことはない、A4一枚モノのフリーペーパです。小特集は「集めてみたけどあんまり面白くなかったもの」。すごく後ろ向きな特集ですが、タダなので持って行って下さい。


謎の展示物

 現在急遽作成中ですが、間に合わなかったら展示しませんので、何かあるかもしれないとだけ告知しておきます(なんだそれは)。


 ……と、初出展の前回と比べると内容盛りだくさんで、さながら「ひとり文化祭」みたいなノリになってきておりますサークル「NEKOPLA」(メンバは私ひとり)です。皆様のお越しを心よりお待ちしております候。

2011年09月10日

おしらせ

 タイムカンの掘り出しも無事に終了したところで、久しぶりのお知らせ。前回に引き続いて、『文学フリマ』にサークル参加いたします。

  第十三回 文学フリマ

 ・開催日  2011年11月3日(木)
 ・開催場所 東京流通センター
 ・配置場所 未定

 新刊は『タイムカン』本になる予定。10年前に始まった、当サイトとタイムカンにまつわるエトセトラを、つらつらと書き連ねた本になる予定……ですが、例によってまだ何にもできておりませぬ。大丈夫か?

 既刊本も、前回販売した『日常⊇非日常』を増版(手製本)して持っていきます。お楽しみにって、まだ2ヶ月も先だけど。(なんて言ってるとすぐに当日がやってくるのだ)

2011年07月18日

文学フリマ初参加記

 いつもながら更新が遅すぎるため、もう一ヶ月も前の話になってしまったけど、去る2011年6月12日に開催された 『第十二回文学フリマ』 に "初" サークル参加してきた。サークルと言っても、構成員は私一人だけの個人サークルである。サークル名は "NEKOPLA" で、やってることもそのまんま "ねこプラ" だけど、ウェブとは一味違った体験ができて、非常に楽しいイベントであった。そのときの感動を忘れないように、ちょびっとだけどレポートしておこうと思う。


■入場前

 2011年6月12日、朝8時、伊丹空港。半ば無理やり店番を手伝ってもらうことにした知り合いを連れて、大阪から飛行機でトーキョーに向けて飛び立つ。大阪~東京間は、実は飛行機も新幹線もほぼ同額なので、今回は往路:飛行機、復路:新幹線で乗り物欲を満たすことにする。
 
 手には、Amazon ダンボール。"BX1120"(箱の型番)には、A5サイズの本がちょうど2列分収まるため、今回のイベント用に作成した2種類の本を詰めて持ってきた。ホント、Amazon 箱は何にでも使えてしまう、まさに現代のみかん箱だ!(元ネタは、週刊アスキー5/24号参照)

 ところで、その Amazon 箱を機内に持ち込もうとしたところ、手荷物検査で 「ダンボールの中身は何ですか?」 と聞かれた。私が 「本です」 と素直に答えると、「本!?」 みたいな謎の反応が。Amazon 箱に本が入ってるなんて、当たり前すぎて逆にビックリしたのかもしれない。その後は特に何のお咎めもなかったので、Amazon 箱の機内持ち込みは可能ということで(当たり前だけど)。

 そんな私と Amazon 箱を乗せた飛行機は、野を越え山を越え、1時間ばかりのフライトで、"はねくう" こと羽田空港(誰も言わない)に到着した。イベントの会場となったのは、『大田区産業プラザPiO』 というところで、最寄駅は京急蒲田。赤い電車に乗れば、わずか10分程の距離である。僕らを乗せてひとっ飛び。


 


 近くのコンビニで燃料を補給してから、サークル入場列に並んで開場を待つ。列を見渡せば、まさに "老若男女" が勢ぞろいしており、このイベントの年齢層の広さをうかがい知ることができた。実はサークル参加も初めてなら、文学フリマに参加するのも初めてな私。そもそも即売会への参加自体、10年前に一度だけコミケに一般参加したっきりという超初心者である。

 そんな私にも優しいイベントとのことで、人から伝え聞いてやってきた文学フリマ。まさに聞いていた通りの雰囲気が漂っていたので、ひとまず安心した私であった。


■設営

 午前10時、サークル入場開始。
 
 "NEKOPLA" に割り当てられたスペースは、会場2階の一角。事前にサークル一覧をチェックした限りでは、どうも2階には変なサークルが集められている(隔離されているとも)雰囲気があり、そういうのが好きな私はすでにワクワクし始める。まわりのサークルが何を出展しているのか気になるところであるが、さほど時間もないので、いそいそと設営準備を開始。毎日夜なべして作った手製の本と、ディスプレイ用のポップなんかを、ここぞとばかりにセットする。うん、初めてにしては、なんかそれっぽい感じになったんじゃないだろうか。


 


 そして、なんということでしょう。来るときに本を詰めてきた Amazon 箱が、ディスプレイ用の棚に早変わりしているじゃないですか。というか、まぁ、ただ置いてあるだけという説もある。

 両隣のサークルさんは、片方は同じく初参加とのことであったが、もう片方は場数を踏んでそうな雰囲気のサークルさん。主催の方と挨拶がてらいろいろ話をしていると、「バス好きなら、これあげるよ」 と言って、何でも入ってそうな魔法の箱から、やおら何やら取り出してくれた。それは、


 


 呉市営バスの回数券(本物)と、バス会社の労組がストライキの時に貼る札(自家製の同人グッズ!)

 いやー、なんかよく分からないけど(←ここがポイント)、スゴイ。一気にテンションも上がったところで、ちょうど一般入場の時間を迎えた。主催の方から開場の挨拶があり、拍手と共に開場。パチパチパチ。


■開場後

 開場と同時に、目が血走った人たちが我先にと目当ての薄い本を求めて押し寄せ、会場は早くも死屍累々の様相を呈していた。なんてことはなく、まったりとした出足。"NEKOPLA" はというと、用意したポップが意外と目を引くらしく、チラ見していく人多数。そんな中で、何人かの人は本を手にとって見てくれる。緊張の一瞬。そして、開場約10分にして、記念すべき1冊目をお買い上げ頂けた。わー! ありがとうございます!!

 そして、記念すべき一冊目が売れたという感慨に浸る間もなく、定期的に人がやってきては本を手に取ってくれる。あれ、うちって意外と人気あるんじゃない? なんて自尊に浸る間もなく、忙しく接客に追われることに。

 ここで、今回持ってきた2冊の本に対する反応など。


路傍画報

 

 一応 『文学』 と名の付くイベントなので、文字の全くない写真集は妙な存在なのだが(実際、「これって文学なんですかw」 って質問も何度か受けた)、そんな本を目がけてやって来てくれる人もいるもので。写真が好きな方もいれば、本当にピンポイントで路上観察好きの方もいて、思わぬ同士の登場にうれしくてニヤニヤしてしまう。やっぱりこういうイベントには来てみるもんだなぁ、と実感。

 普段は写真の話を出来る人がまわりにいないので(仕事柄、カメラ好きな人は多いんだけど、写真自体の話はあんまり聞かない)、ここぞとばかりにいろいろと喋りまくる。特に、私の写真を見てすごく面白そうにしながら、話を熱心に聞いてくれたお婆さん。どういう経緯で会場にいたのかは分からないけど、世代を超えて同じ共感が得られることにいたく感動した。買ってもらえるとなお良かったんだけど、それを望むのは贅沢というもの……。

 また、この本は、文フリ取材班の方にも気に入ってもらえて、私と本とのツーショット写真を撮って頂けた。写真が何に使われるのか不明だけど、どうもありがとうございました。


日常⊇非日常

 

 狙ったかのように、イベント前々週の 『週刊アスキー』 に例の記事が掲載されたこともあり、先に書いた通り Amazon 箱を前面に出して本を宣伝。それと共に、今まで集めた 『おみくじ』 をまとめたものを無造作にテーブルに配置するという作戦(これはあまりに無造作だったので、今後改善しないとなぁ)で、集客を図った。手伝ってもらっていた知人に 「おみくじを見ていく人なんているのか(笑)」 と言われてもへこたれず、まだ見ぬおみくじマニアの登場を信じて……。

 そんな展示品のおみくじも、最初こそ触れる人が現れず、知人も 「それみろ」 という感じだったのだが、そのうち手に取ってくれる人も増え始め、やがておみくじをキッカケにおみくじ談義に花が咲くことも。正直、おみくじの話でここまで食いついて来てくれる人がいるとは思ってもみなかったので、この体験はまさに 『感動』 の一言に尽きる。「財布におみくじ入ってますよー」 という人もいれば、twitter で知り合った方からはおみくじの差し入れを頂くなど、そこではまさに私にとっての 『非日常』 が繰り広げられていた。す、すごい……。文フリすごい。

 また、後日談としては、"エキサイトレビュー" の文フリ特集記事 『ゾンビから大豆まで!? 第12回文学フリマで見つけた噂のすごい本!』 において、なんとこの 『日常⊇非日常』 を紹介して頂くという名誉まで頂いた。作った私自身、ひーーーっ! と嬉しい悲鳴を上げている今日この頃である。


■終了

 そして午後5時、会場に響き渡る拍手の音と共に、『第十二回文学フリマ』 は幕を閉じたのであった。さてその時の "NEKOPLA" さんはというと……


 


 そこには 「本日完売」 の札が!!

 この札、お隣のサークルの方の粋な計らいにより、例の何でも入ってそうな魔法の箱から、やおら取り出して貸して頂いた。驚くべきことに、『日常⊇非日常』 は、持参した数を全て売り切ったのであった。また 『路傍画報』 も2冊を残すのみという、売っていた本人も驚く程の売り上げを計上。部数的にも、ちょうど時間内に売り切った感じになり、ちょっと上手いこと行き過ぎてるんじゃないかと不安になるほど。

 ちなみにお隣さんは、『ボルトのすべて』 という本(タイトルうろ覚え)が売れまくっていた。ボルト……どんな内容かは分からなかったが、どう考えても素晴らしい本であることは間違いない。

 今回は、ほとんどずっと店番をしていたため、ゆっくりと他のサークルを回れなかったのが心残りであった。ただ、店先にいると、いろんな人がいろんなことを話してくれるので、留守にして会話の機会を逃すのが惜しかったというのもある。そのうち、一般参加でゆっくり回ってみたいなぁ。


■まとめ

 そんなわけで、初めてのサークル参加は個人的には大成功。次回の文学フリマ(11月3日開催)にも参加するつもりなので、興味を持った方は是非どうぞ。新刊では、例の食品を取り上げるかも。(まだ影も形もないけど)

 最後に、今回の文フリ参加にあたり様々なご助言を下さった方々、また当日ブースまで足を運んで下さった方々、お買い上げ頂いた方々、どうもありがとうございました。楽しかった!


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http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20110612

2011年05月24日

おしらせ(2) 「文学フリマ」

 およそ四半期ぶりの更新というのに、いきなり告知ばかりしている本ブログですどうもこんにちは。
 これまた突然ですが、「第十二回 文学フリマ」にサークル参加します。


  第十二回 文学フリマ

 ・開催日  2011年6月12日(日)
 ・開催場所 大田区産業プラザPiO(東京)
 ・配置場所 エ-08 「NEKOPLA」


 同人誌を作るのは実に15年ぶりで、こういうイベントに行くのも実は10年ぶりくらいなのですが、なぜか突然参加します。既刊本はないため、なんとすべて新刊です(当たり前)。


●「日常⊇非日常」

 日常系コラム集/36ページ/コピー本/予価300円

 当ブログでおなじみ(?) の話題、「おみくじ」、「Amazon ダンボール」、「使用頻度差緩和」、「大学名の規模」 に加え、新たに書き下ろした 「岬ゆきのバス」 をテーマに、コラムとも図録とも、何とも形容しがたい類の記事を掲載。既出の内容にも大幅な図版の追加を行っております。Amazon ダンボールの一覧写真は必見!


  


●「路傍画報」

 路上観察系写真集/24ページ/コピー本(フルカラー)/予価300円

 私がこれまでに撮影した 「路上観察写真」 をあつめた写真集です。表紙の写真を見てビビビと来た方は是非。インクを大量に消費した結果、全編フルカラーの豪華内容となっております。


  


 そんなわけで、取り急ぎお知らせまで。(実はまだ制作中だったりするのですが……)