「顔出せない看板」のもどかしさ

「顔出し看板」(もしくは「顔出しパネル」、「顔ハメ看板」、「顔ハメパネル」)というものがある。

kao00一般的な「顔出し看板」

観光地を中心に、全国いたるところに設置されているので、見たことがある方も多いだろう。
先日も『タモリ倶楽部』で特集されたりと、どこかを巡って何かを集める界隈の趣味人(私は「めぐりコンプリーター」と呼んでいる)にとっては、定番の観察対象である。

その概要を知るために、まずは私が見つけた中で面白いと思った「顔出し看板」をいくつか見ていこう。

kao01手書きで味わい深い顔出し看板。

kao03電車の窓が大胆に切り抜かれている、上半身出し看板

kao04顔ではないところに穴が空いている手出し看板

kao05最近では、人外生物の顔出しも多く見られるようになった。これは鳥タイプ

kao10斜めに顔を出すテクニックを要求される、顔出し難度の高い看板

このような「顔出し看板」は、集めてる人がいっぱいいるので、これ以上の情報は別のサイトを参照して頂きたい。本ブログでは、これを踏まえた上で、「顔出せない看板」を紹介したい。

どんなものなのか、まずは写真を見ていただきたい。

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ご覧の通り、顔が出せない看板、これこそが「顔出せない看板」である。

――というかこれ、ただのキャラクターパネルじゃないか?

と思った方もいるだろう。しかし、「顔出し看板」の存在を知っている我々にとっては、これは「顔出せない看板」なのである

「顔出せない看板」は、「顔出し看板」のカウンターカルチャーであるとも言える。つまり、看板に顔を出したいという人類の欲求に対して、顔を出させないようにすることで反抗の意思を示していると考えるのだ。

顔を出したくても出せないもどかしさ、それが「顔出せない看板」の魅力である。

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上の写真は、東北新幹線のキャラクタである。これは顔が出せるようになっている。しかも、子どもが顔出しやすいよう、背が低めになっているのも親切である。

しかし、「顔出せない看板」では、そんなことお構いなしだ。

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顔が出せない上に、等身がリアル(というか実写)になっているのにも注目したい。これぞまさしく「顔出せない看板」である。

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これは何の変哲もない「顔出し看板」のようだが、よく見て欲しい。その横に、何食わぬ顔で石像(トルハルバン)の看板が立っている。「顔出し看板」があることで存在が希薄になっており、普通の人なら気付かずに通り過ぎてしまうだろう。しかし、私の目は誤魔化されない。お前は「顔出せない看板」だ!

なお、「顔出し看板」にも「顔出せない看板」にも属さない看板も発見されている。それが、この「首乗せ看板」である。

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「顔出せない看板」のもどかしさ」への2件のフィードバック

  1. 太郎冠者

    「顔出せない看板」とは、肩を組んだり周りでポーズをとったりして写真をとるといいような気がします。
    自分ひとりではなかなかそんなことはできませんが…

    返信
    1. kawauso 投稿作成者

      はやての看板を見ると「記念写真コーナー」と書かれてるので、たぶんそういう使い方が正しいと思われます。
      いや、でもやっぱりただ一緒に写るより、顔を出したい衝動に駆られてしまいますねw

      返信

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